切り粉王子
2009.03.19

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ちょっぴりアートな造形物のようにも見えますが、これは切り粉(きりこ)といいます。

切り粉? 馴染みのあるようなないような響きの言葉ですが
今まさに切り粉が作られています↓

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高速回転中の旋盤(せんばん)と呼ばれるこの機械、
指輪を回転させて、サイズの調整をしたり、ラインを入れたりなどの切削作業を行うものです。
特にチタンやジルコニウム、タンタルといったstudio SORAで扱う
レアメタルでの指輪制作には欠かせない、
ファッション業界用語で表現するところのマストアイテムです。
その作業工程において、しゅるしゅるしゅるんっと飛び出してくるのが切り粉なのです。

さて、この切り粉、色々なことを教えてくれます。

例えば、切り粉のこの色から作業温度が分かります。
切削時に回転体に刃を当てることで摩擦が生じ、摩擦により熱が発生します。
高温になった切り粉の表面は酸素と化合しやすくなり、それにより
青くなったり、紫になったりと温度によって異なる色の発色皮膜を作り出しているのです。
あまりにも高温だと刃の消耗も激しくなるため、潤滑油の使用など
作業進行のタイミングを色で図る信号のような存在です。

newsk.jpg切り粉の形で、切削中の素材や、使用中の刃の研ぎ具合も分かります。
「切れねぇ刃 使ってんじゃねぇぞ」なんて江戸っ子親方に怒られないように
刃の研ぎも制作スタッフの基本となる大事なお仕事なのです。
ね 切り粉まみれのnewSKさん。

中途半端な重装備で。。。

寿