SORA年末年始休業期間:2025年12月27日~2026年1月3日まで

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取り扱い素材

ジルコニウムについて

ジルコニウム

Zr(ジルコニウム)は、SORAが世界で初めて指輪の素材として使用したレアメタルです。軽く、優れた耐食性を持ち強度も高いことから、過酷な環境での工業用製造装置の素材としても利用されます。
ジルコニウム表面につくられる酸化皮膜は、緻密で安定し金属の溶出がないため、金属アレルギーを起こしにくい性質を持っています。また、その酸化皮膜の形成によって、鮮やかなカラーに色づく特徴があります。

発色について

ジルコニウムカラーは何でできている?

鮮やかな色は、ジルコニウムの表面にできた膜が見せている色です。ジルコニウムを酸素と化学反応させ、表面に「酸化皮膜」をつけることで、ジルコニウムカラーは生まれます。この「酸化皮膜」は、シャボン玉と同じ性質をもつ色のない透明な膜です。透明な膜なのに、色が見えるのは不思議ですね。

色というのは「光」です。光にはさまざまな色の光が含まれており、太陽光のような白色の光は、様々な色のある光が重なり合ったものです。透明な酸化皮膜に、様々な色を含んだ太陽や電球の光が当たると、膜の表面に反射する光と膜の内側で屈折して反射する光が重なり、弱められたり強められたりする色が出てきます。そうして、ある特定の色が見えてくるのです。

色と酸化皮膜の厚みの関係

膜の表面に反射する光と膜の内側で屈折して反射する光の重なりで色が見えるので、色は「酸化皮膜の厚み」によって変化します。色に合わせて宝石の名がつけられたカラーバリエーションは、どれも鮮やかな色が特徴です。

グラデーションはどうやってできる?

色をつないでいくグラデーションは、皮膜の厚みを変えて発色させていくことで表現できます。ただし、グラデーションの色にはルールがあります。
グラデーションは、皮膜の厚み順に並べた色の範囲で色が決まります。つまり、「皮膜順カラー図」の隣り合う色がグラデーションになるための条件となります。

SORAの7つのグラデーション

①プラネット: 《1》アイオライト〜《4》アクアマリン
②ソレイユ: 《3》サファイア〜《6》パパラチア
③ブルーム: 《5》イエローベリル〜《7》ピンクサファイア
④ブラックオパール: 《6》パパラチア〜《8》タンザナイト
⑤オーロラ: 《7》ピンクサファイア〜《10》ツァボライト
⑥フローライト: 《9》ブルーダイア〜《11》ペリドット
⑦ウォーターメロン: 《11》ペリドット〜《17》スフェーン

発色の変化について

摩耗によって起きる色の変化

ジルコニウムの酸化皮膜は化学的に安定しているので、経年や紫外線などでは色は変化しません。
しかし、傷や摩耗により皮膜の厚みが変わることで色が変化します。そのため、摩耗しやすい部分は色の変化が起こりやすくなります。
デザインによって、モノと接触しやすい部分は、発色面が傷つき、色の変化が早く起きる場合もございます。
(体質や使用方法によってなど、変化には個人差があります。)
 
指輪と過ごした時間が、指輪の色の変化で現れていく様子は、まさに世界でひとつ。
変化の様子と、カラーリフォームも併せてお楽しみください。

ジルコニウムカラーのアフターサービス

アフターサービスの「カラーリフォーム」には次の3つがあります。

 
【1】元の色に戻す
現在の酸化皮膜を全て落とし、同じ厚みの酸化皮膜を新たにつけることで、元の色と同様の色に発色します。

 
【2】カラーチェンジする
現在の酸化皮膜を落とし、新たに厚みの違う酸化皮膜をつけることで、違う色にできます。デザインや組合せの素材によっては、選べる色に制限がある場合があります。

 
【3】色をなくす
酸化皮膜をすべてとることで、ジルコニウムの金属色にすることができます。

婚約指輪・アイテムのダイヤモンドについて

ダイヤモンドの価値を評価する4つの指数の頭文字をとって「4C」と称しています。
以下の4要素とグレードを知ることは、ダイヤモンド選びにおいてとても重要です。

01

Color(色)

通常多くのダイヤモンドは極わずかな緑がかった黄色をしており、無色透明なものほど高く評価されます。
カラーグレードはこの微妙な色合いの比較で、マスターストーンを用いて鑑定をおこないD(完全に無色透明) 〜 Z(黄色)のアルファベットで表記されます。

02

Cut(研磨)

カットは、他の3つの要素と異なり唯一人の手によって施される加工技術の評価となります。
他の3つはダイヤモンド自体が持つ特徴の評価です。

 
カットの形状がラウンドブリリアンカットのみ研磨評価の対象となり、ダイヤモンドの形状(プロポーション)と仕上げ(フィニッシュ)の総合評価により以下5段階で評価されます。

03

Clarity (透明度/傷)

クラリティ評価は、内部の特徴(インクルージョン)と外部の特徴(ブレミッシュ)に分類して行われます。
それらの数・大きさ・性質・位置・色や目立ちやすさなどを10倍率拡大という条件で、石の全般的な外観にどう影響しているかを判定したものです。
完璧に内包物のない純粋なダイヤモンドというものは非常に希少で、評価も高くなります。

04

Carat (重さ)

ダイヤモンドやその他の宝石はカラット(メトリック・カラット)で質量を測定します。
1カラットは0.200gで、1gは5カラット。通常1000分の1カラットまで測定し、少数第3位を四捨五入するか、第3位までを表記します。
原石の多くは1カラット未満の小粒なものが多く大粒の石は非常に希少です。
カットはこの原石から施されますので、大きいダイヤモンドほど価格は高くなります。

結婚指輪のダイヤモンドについて

SORAにて使用している結婚指輪のダイヤモンドは、「メレダイヤモンド」と呼ばれるものです。
「メレ(Mêlée)」とは、一般的に0.2カラット以下の小粒のダイヤモンドを指す宝飾業界の用語です。
輝きを添える繊細なパーツでありながらも、れっきとしたダイヤモンドです。
信頼のおける国内の石販売業者(サプライヤー)より直接仕入れを行っており、紛争地域や不当な採掘・取引に関与することのない、正規ルートのダイヤモンドのみを使用しております。

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