COLUMN

指輪のサイズ選びの8つのポイントは?自分で測る方法についても解説

後悔しないサイズの選び方
結婚指輪選びのときに意外と悩みがちなのが、サイズ選びです。サイズがきついと着けなくなったり、逆にゆるいと抜けて紛失の原因になったりします。 また完成後の指輪も、素材やデザイン、号数の差によってはサイズ直しが困難な場合や費用がかかる場合があります。 今回は、後悔しない結婚指輪のサイズの選び方や選ぶときのポイントをご紹介します。

指輪のサイズとは?

指輪のサイズはリングの内周の大きさを表し、日本では「号」という単位を使用します。1号の内周は40.8mm、2号は41.9mmというように号が1つ上がると、おおよそ1mmずつ大きくなることが特徴です。

サイズ 直径(mm) 円周(mm) サイズ 直径(mm) 円周(mm)
1号 13.0 40.8 15号 17.7 55.5
2号 13.4 41.9 16号 18.0 56.5
3号 13.7 42.9 17号 18.4 57.6
4号 14.0 44.0 18号 18.7 58.6
5号 14.4 45.0 19号 19.0 59.7
6号 14.7 46.1 20号 19.4 60.7
7号 15.0 47.1 21号 19.7 61.8
8号 15.4 48.2 22号 20.0 62.8
9号 15.7 49.2 23号 20.4 63.9
10号 16.0 50.3 24号 20.7 64.9
11号 16.4 51.3 25号 21.0 66.0
12号 16.7 52.4 26号 21.4 67.0
13号 17.0 53.4 27号 21.7 68.0
14号 17.4 54.5 28号 22.0 69.0

自分で指輪のサイズを測る時のポイント

①指輪のサイズサンプルを指の根本まで入れる。

左右で指の太さは異なります。必ず着ける指でお試しください。

②手を握ったり開いたりして、うっ血感や痛みがないかを確認する。

手をグーパーした時にうっ血感や痛みがありましたら、きつすぎる合図です。ゆっくりと外してください。
※外れにくい場合は、石鹸水をつけてお取りください。

指に指輪の跡が付いてしまうことに驚かれる方がいますが、ほとんどの方が指に指輪の跡がつきます。うっ血感や痛みがなければ特に問題はありませんので、ご安心ください。

③抜くときに、指の節や指の皮、肉で引っかかるかを確認する。

まったく引っかかりがないと、するりと抜けてしまう場合があります。次のことをお確かめください。
・引っかかりがあるか?なかなか抜けないか?
・手を振って抜けないか?

④いいなと思ったサイズサンプルを着けたまま、しばらく過ごす。

日々の体調により、サイズ感は変動します。朝夜で体感が変わる事もあります。
サイズサンプルを着けたまま少しお過ごしいただき、サイズ感の変動をお確かめください。

⑤指輪のサイズ感は季節で変動することを知る。

同じ指輪でも、夏は指がむくんでキツく感じやすく、冬はゆるく感じやすくなります。

〇夏のサイズ感
汗をかきやすく体温が上がる傾向にあるため、指がむくみやすくなります。湿度も髙くなりやすい季節ですので、抜けにくく感じやすく、サイズが少しキツいと感じやすくなります。
※同じ理由により、風邪や飲酒・入浴により、同じようなサイズ感になることがあります。

〇冬のサイズ感
乾燥しやすく体温が下がる傾向にあるため、指のむくみが取れやすくなります。乾燥もしやすくなる季節ですので、抜けやすく感じたり、サイズが少しゆるいと感じやすくなります。
※同じ理由により、冷水で指が冷やされたりしますと、 同じようなサイズ感になることがあります。

① ~ ④ をしっかりと確認して号数を決めれば、季節別でのサイズ感のギャップも限りなく最小限に抑えることができます。あせらずじっくりお選びください。

⑥ご自身の好みやライフワークを考える。

① ~ ④ はあくまでも目安です。①~ ④ を踏まえても「やっぱりゆるい方がストレスがない」「やっぱりきついくらいが安心する」といった個人の感覚があります。最後はお好みのサイズで決定してください。

以下は一例です。

◆例1:力仕事、指の力を使う趣味の場合

力を使うお仕事やご趣味の場合、すでに長くされているお客様は問題ありませんが、はじめて間もないお客様は、サイズ決定後から完成までに指に筋肉がつき、太くなる場合があります。逆に、力をつかうお仕事やご趣味を最近やめられたお客様は、サイズ決定後から完成までに指の筋肉が少なくなり、細くなる場合があります。

◆例2:つけ外しの頻度が多い場合

指輪をつけはずしが多い場合、あまりにぴったりすぎるとストレスになる事もあります。抜き差しの感覚も踏まえたサイズ選びをおすすめします。
※ 石鹸水に触れる機会が多い場合は、人によって石鹸水等で指輪が抜けやすくなるため、お風呂でのシャンプー時、食器を洗う際、一時的に抜けやすくなりやすいことを念頭にお選びください。

デザインで指輪のサイズを測る時のポイント

サイズサンプルと実際にオーダーする指輪では、形や幅や厚みが異なる場合があります。
実際に選ぶ時の参考にしてください。

⑦ご希望のデザインとサイズサンプルで幅が異なる場合

SORAの無料貸出サンプルセットでお送りしているサイズサンプルは幅3.0㎜ です。
希望デザインの幅がサイズサンプルと比較し「太い」または「細い」場合、サイズ感が変わる場合があります。

〇太い場合
幅が太くなるほど指に接する面積が多くなるため、同じサイズでもきつく感じる傾向があります。

〇細い場合
逆に幅が細くなるほど指に接する面積が少なくなり、同じサイズでも緩く感じる傾向があります。
※ むくみの出やすさや体質により、体感は個人差が大きいため、一概にご案内できません。

⑧幅や動きが変動的な指輪のデザインの場合

サイズサンプルと比較した時に、幅や動きが変動的なデザインも注意が必要です。

例えば、CALLA(カラ)の場合、正面は3.0mm幅のサイズサンプルより3.2mmとわずかに幅太ですが、そこから緩やかに細くなっていき反対側は1.8mm幅になります。
そのため、サイズサンプルよりもほんのわずかですが着脱しやすくなる方が多く、サイズサンプルと同じサイズまたは-0.5サイズをご検討いただく場合が多いです。
幅や動きが変動的なデザインの場合は、希望のデザインサンプルを元に、次の手順で体感差を確認してください。

①ご希望のデザインサンプルをサイズの合う指に一度ご着用いただき、着用感をお確かめいただきます。(※リングパレットでお送りしているデザインサンプルは11号と17号です。)
②その後、同じ指に同じサイズのサイズサンプルをご着用いただき、同じように着用感をお確かめください。

この時の感じ方の差が、ご自身の感じる体感差です。
同じ体感ならぴったりのサイズサンプルのサイズでOK、少しきつめなら+0.5号、少しゆるめなら-0.5号と判断できます。

最後に

サイズ選びは、とにかく「着けてじっくり確かめる」ことが大事です。不安がある場合は、デザイナーにご相談ください。
大切な結婚指輪選びに後悔しないためにも、紹介した8つのポイントを見極めて、ふたりにぴったりのサイズをみつけてくださいね!

サイズ直しについて

サイズ直しされる方は意外と多いです。大概ね±1号以内ですが、2号以上サイズを直される方もいます。サイズ直しは指輪に負担がかかり、刻印が薄くなったり厚みが薄くなったり、石が留め直せなかったりと大きなリスクが伴います。
結婚指輪はこの先ずっと着けていくもの。安心して指輪をオーダーするために、希望するデザインはサイズ直しができるのか?どのように直す方法があるのか?を必ず確認しましょう。

店頭で指輪のサイズを測りたい場合はこちら

指輪の着用感は季節、むくみ、指輪の幅、デザインといった要素から、きつく感じたりゆるく感じたりとさまざまに変化します。そのうえ、指輪のサイズは繊細な単位で号数が変わるため、自分自身にぴったりなサイズを見つけるのに悩まれる方も少なくありません。

SORAの指輪は0.5号単位でオーダーが可能です。
SORA表参道本店には、0号〜30号の0.5号刻みのサイズサンプルの他、2.0m〜12.0mmの幅違いのサイズサンプル、ウェーブフォルムのサイズサンプルなど、豊富なサイズサンプルをご用意しています。

理想的なサイズ感を見つけるためのサポートやアドバイスは、店頭の専門スタッフにお任せください。ご自身のライフワークをトータルで考え、おすすめのサイズ感を提案いたします。