スペースバルーンってどんなものだかご存知でしょうか?スペースバルーンとは、高度30,000メートルの成層圏に気球を飛ばして宇宙の撮影をするというものです。
スペースバルーンは、気象庁が毎日行っている高層気象観測「ラジオゾンデ」と同じ手法です。ヘリウムを入れた気球に気象測定器をのせ、成層圏に飛ばして破裂させてからパラシュートで落下してくる仕組みです。測定器ではなくカメラと追跡装置を積むのが異なる点。
このプロジェクトは、SORAの結婚指輪「レムニスケート」を宇宙で撮影したい!と思ったことがきっかけで始まりました。そして入念な情報収集、準備期間を経て、自作による気球宇宙撮影を実施することにしました。
写真では、SORA全スタッフを前に社内プレゼンをしています。社名の通り宇宙(そら)への想いはみな一緒!スタッフ全員の気持ちを一丸に宇宙撮影へ挑みます。
スペースバルーンは数々の失敗のリスクと隣り合わせです。機体が成層圏まで上昇しなかったり、カメラが壊れたり、回収が出来なかったりと、成功させるために準備すべきことがたくさんあります。
今後の「ゼロからスタート!”手づくり気球で宇宙撮影”」シリーズをお楽しみに!