Creator’s interview
「Resonance 〜伝統と現代〜」プロジェクトが生まれた背景には、 SORAの加工技術の進化がありました。 特に、これまで非常に加工が難しいとされてきたタンタルの加工技術が大きく進化したこと。そして、タンタル特有の主張しすぎないダークグレーの色が、古くから愛されてきた伝統工芸の持つ色彩感覚や世界観に調和するものがあると感じたこと。
この2つの要素が結びつき、伝統と現代を融合する作品づくりへとつながっていきました。
「技術的な進化と、タンタルの色合いが持つ独自の魅力が、伝統と現代をつなぐ作品を生み出すきっかけになりました。」クリエイターの荘司はそう語ります。作品づくりにあたっては、デザイナーの髙田とタッグを組み、 百人一首の和歌の世界を、指輪として表現することに挑戦しました。