COLUMN

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介

結婚式も指輪も多様化する今、誰とも違うオリジナルデザインができるオーダーメイドへの需要が高まっています。 せっかくつくるのだから一生ものの愛せる婚約指輪をつくりたい、そんな方が増えている一方で、実際にイメージ通りの指輪ができるのかなど、気になることも多いはず。 今回は、婚約指輪をオーダーメイドでつくる方法や素材別のデザイン事例をご紹介します。

SORAのオーダーメイドの特徴

9つの素材バリエーション

オリジナルをつくるオーダーメイド専門のSORAには、9種類以上の素材があります。プラチナと5色のカラーゴールドに加えて、3つの高機能なレアメタル素材を取り扱っています。素材にも1つ1つ個性があり、自分らしさを表現できる特別な素材です。

ジルコニウムやタンタルというレアメタル素材は、SORAがいち早く結婚指輪の世界に取り入れ、多くの方に知られるようになってきた素材です。プラチナやゴールドと比べても、性質も制作方法も大きく異なり、特別な知識や技術、設備を必要とするため、それらの素材を取扱うことのできるブランドは多くありません。

 

鍛造でつくる高密度で丈夫な指輪

結婚指輪店でつくられる多くの指輪は、型に金属を流し込み固めて仕上げる鋳造(ちゅうぞう)です。
それに対してSORAは、直接素材を延ばしたり叩いたりして成形する鍛造(たんぞう)や、金属の塊を直接その形に削る切削(せっさく)という方法でおつくりします。
高密度の金属の輝きと質感、丈夫さで、一生愛せる指輪におつくりします。
鍛造について

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_10

オーダーメイドから生まれた技術力・表現力

お客様の理想を叶えるオーダーメイド専門店として、素材開発や独自技術、新しい表現の幅を広げてきたSORA。色鮮やかなカラー表現やダイヤを最小限の面積で留める独自技術、希少な黒い素材、最新の木目金技術など、あらゆる表現への挑戦の積み重ねが今のSORAの技術力です。
SORAのクリエイターは、素材の特性を知り尽くしたスペシャリストが集まっています。ふたりの希望に合わせて最適なデザインを提案します。

 

婚約指輪をオーダーメイドでつくる方法

デザインを決めていく方法は、1組1組違います。お客様が何を大切だと考えているかによって、オーダーメイドの流れは変わってきます。

「お気に入りのデザインをより自分らしく理想に近づけたい」「指輪に込める未来について、一緒に考える時間を大切にしたい」「二人だけのストーリーを誰とも違う方法で表現したい」「毎日つけたくなるように、着け心地がよくてシンプルなデザインにしたい」など、まずは、指輪に対する想いをデザイナーにお知らせください。

ここでは、ご希望に合わせた代表的な4つのオーダーメイドの流れをご案内します。

①1からオリジナルデザインを考える

プロであるデザイナーによるデザイン提案を希望される方や具体的なイメージが浮かばない方、特別な思い出としての指輪づくりの過程を楽しみたい方は、対話の中からお二人の想いを抽出する進め方がおすすめです。
ショップにあるたくさんのサンプルを見ながら、デッサンやサンプル制作でイメージを確認していきます。SORAの技術力やデザイナーの提案力に「こんなこともできるんだ!」とワクワクするはず。「自分たちの指輪は、これしかない!」と感じる感動体験が待っています。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_07

②希望する条件から考える

全体のイメージはないけれど「この素材がいい」「丸い形がいい」「ウェーブがいい」など、なんとなく感じているご希望があれば、あらかじめお聞かせください。気になる要素は、自分らしさを理解し深めていく糸口となります。
「素材から」「形から」あるいは「色から」など気になるポイントから、全体のデザインを形作っていくこともできます。対話によって、理想の指輪のイメージを固めていきましょう。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_08

③気になるデザインをアレンジする

既にご希望のデザインがある場合は、そのデザインを元に、ふたりだけのストーリーを込めてふたりらしさをプラスするアレンジをすることができます。
また、気になる複数のデザイン要素を組み合わせて、オリジナルデザインを提案することができます。

 

④結婚指輪と重ねづけできるデザインを希望

重ねづけを希望される場合は、結婚指輪と一緒にデザインして一体感あるセットリングにするのがおすすめです。結婚指輪と繋がりをもったストーリーのある婚約指輪をご提案します。
既に結婚指輪がある場合は、それに合わせた形でおつくりします。

 

素材別デザイン紹介

素材によって、可能なデザインが異なります。ジルコニウムだとカラー、チタンはダイヤの石留め法、プラチナやゴールドだと繊細なモチーフ表現など、それぞれの素材の特性を生かした人気のデザインをご紹介します。

ジルコニウム

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ジルコニウム_06

鮮やかな色が魅力のデザイン
何といっても色をデザインに入れられるのが最大の魅力です。
金属アレルギーになりにくく、強度が高いため、細身のデザインが可能で軽い着け心地も人気の秘密。
SORAはソリティアデザインを金属の塊から直接削り出す切削法を確立しました。SORAにあるデザインからのアレンジで、様々なオリジナルデザインが可能です。
HOKU ホークー

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ジルコニウム_01

色とダイヤモンドを楽しむ
ねじりのあるウェーブフォルムと3つ爪のダイヤモンドが、スタイリッシュな印象のデザイン。紫色のラインの上にダイヤモンドを留めたオリジナルデザインです。
鮮やかで透明感のあるカラーとダイヤモンドの輝きが同時に楽しめる、ジルコニウム素材のデザイン。角度によって赤紫にも青紫にも見える、多色性のあるタンザナイトのカラーもポイントです。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ジルコニウム_02

華奢なソリティアデザイン
「花氷」というデザイン。雪の結晶を想わせる6つの爪を、ジルコニウムでアレンジ。強度があるジルコニウムならではの細身デザインで、主張しすぎないカラーデザインもポイントです。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ジルコニウム_05

ユニークな四角いデザイン
角を残した直線的なフォルムに、丸みを少しつけた四角い4つ爪でダイヤモンドを留める石座が特徴です。マット仕上げにして、インダストリアルな雰囲気もあわせ持っています。。
ブルーからグリーンのグラデーションに、オレンジのラインが入るバイカラーデザインです。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ジルコニウム_03

黒い婚約指輪
誰ともちがう個性的なデザインを求めている方には、ショールカラーのブラックエンゲージリングはいかがでしょうか。
デザイン「ベガ」を黒色でおつくりすることで、クールで個性的な印象を持たせることができます。
VEGA ベガ

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ジルコニウム_07

エタニティリング
並んだダイヤモンドが1周するエタニティリング。強度のあるジルコニウム素材でつくれば、軽くて薄く、着け心地のいいエタニティデザインができます。細身なのでどんな結婚指輪にも合いやすく、手元を明るく輝かせてくれます。
SARAS サラス

 

チタン

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_05

【ノッチグリップセッティング】
ダイヤモンドを隠す面積を最小にすることで、ダイヤモンドの輝きを最大に引き出すノッチグリップセッティング。そのための構造とそれを可能にする素材を追求して生まれた、SORAの独自石留め法です。
特殊な石留め​​​​​​構造によって、デザインやダイヤモンドのサイズに制限がありますが、その大きな輝きはシンプルでいて美しく個性的。まさに、ダイヤモンドを愛でるためのデザインです。
DENEB デネブ

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_13

石座の低いデザイン
シンプルに美しく。
ダイヤモンドを宙に浮かせてダイナミックに見せることもできますが、普段使いしやすいように石座を低くし、シンプルなフォルムで仕上げることもできます。主張しすぎず、結婚指輪にもあわせやすくなります。
PLU プリュ

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_01

イルカのモチーフ
プロポーズの思い出とその時に贈られたダイヤモンドで、オリジナルの婚約指輪をつくりました。この指輪は、イルカの横顔と尾ひれがダイヤモンドを支えているというユニークなデザイン。
「プロポーズを受けた小笠原・父島で、夢だったドルフィンスイムをした思い出を指輪に込めました。彼が品質にこだわって選んでくれたダイヤモンドを一番生かせるデザインになったと嬉しく感じます。」とコメントをいただきました。

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_02

オーダーメイドで後日につくった波の結婚指輪と合わせて。いつまでも眺めていたくなる婚約指輪です。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_12

3つのダイヤモンド
3つのダイヤを並べたノッチグリップセッティングのデザイン「オリオン」をピンクをプラスしてアレンジ。ちらりと見えるピンクとダイヤモンドの並んだ輝きが、愛らしい印象です。
ORION オリオン

 

プラチナ

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_プラチナ_07

繊細なフォルムデザイン
プラチナは、白く明るい輝きで人気があります。
シンプルデザインやテクスチャー使いはもちろん、曲線的な造形や繊細な造形も得意です。イリジウムを配合した独自のプラチナを鍛造で仕上げ、高密度な強い輝きを感じさせます。
流れるようなウェーブのフォルムは、指をスラリとみせてくれます。ウェーブフォルムを結婚指輪と合わせると素敵です。
LANA ラナ

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_プラチナ_01

幾何学的フォルム

幾何学的なオリジナルデザインは、傾斜をつけたアームや石座の配置、爪のデザインがポイントです。
サプライズプロポーズのために考えられたこのデザインは、デッサン画にして「ダイヤミューズ」とともにプロポーズ。その後、デッサン画そのままの形でオーダーとなりました。

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_03

「お話を聞いてデザイン画をすぐに描いていただいたので、すぐに実現がイメージできました。一見シンプルですが、絶対に他にはないとても変わったデザインです。デザイナーの方が僕の想いを見事に形にしてくれました。仕上がりは完璧で、大満足です!」とお客様。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_プラチナ_02

シェアデザイン
波をイメージした「リップル」のデザインから着想を得た婚約指輪。
結婚指輪同士でも、結婚指輪と婚約指輪同士でも、二つを合わせるとハートの形が現れるシェアデザインです。
RIPPLE リップル

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_プラチナ_03

フォークリングデザイン
有機的な曲線フォルムで、3つのダイヤモンドを留めたデザイン。フォークリングやオープンリングとも呼ばれる、閉じていないC型のフォルムも人気があります。
サイズ直しがしやすいことや両端にデザイン性を持たせられるのが魅力です。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_プラチナ_06

猫と花のモチーフ
大好きな猫と花を婚約指輪に込めて。花をモチーフにした「オリア」のデザインから考えられました。クリエイターの技とセンスで愛らしく仕上がった、しなやかな猫のフォルムがポイントです。
花の部分はピンクゴールドを合わせています。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_プラチナ_04

ひまわりのモチーフ
プラチナのアームに、ダイヤモンドをイエローゴールドで包み込んだ『ひまわり』の婚約指輪。明るく元気な人柄にぴったりのモチーフです。
気に入っているマーノのデザインを参考に、オリジナルのフォルムへ仕上げて、ひまわりの花の隣には誕生石を添えています。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_プラチナ_05

木目金の婚約指輪
プラチナとホワイトゴールドの木目金デザイン。側面からも流れるような模様を楽しめる丸いフォルムです。木目金の模様を生かすシンプルなフォルムがおすすめです。

 

ゴールド

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ゴールド_04

テクスチャーデザイン
華やかで美しいゴールドは、その色合いを生かしたデザインやテクスチャー表現がおすすめです。ピンクやイエロー、オレンジの肌なじみがよく温かみのある色が人気があり、SORAの独自配合のゴールドは、一般的なものよりも色鮮やかな黄金色が特徴です。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ゴールド_01

丸くない!面で構成するデザイン
丸みを少なくし、面をはっきりさせた爪やアームのフォルムがポイントです。プロポーズとともに贈ったダイヤモンドを、二人でお気に入りのデザインに。

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ゴールド_03

4本の爪の形状や首輪のようなデザインが個性的。イエローゴールドは、肌馴染みもよく手元を華やかにしてくれます。
「デザインがカッコよかった!要望通りの仕上がりで大満足です。シンプルなデザインで、石の輝きがとてもステキに見えます。」とお客様。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_ゴールド_02

カラーダイヤモンド
イエローやブラウンのダイヤモンドでデザインした婚約指輪。角を丸くなじませたり、アームの柔らかい曲線のフォルムが蜜がトローっとするイメージが出ています。
カラーダイヤモンドも、指輪のモチーフに合わせてお選びいただけます。
「彼女の名前やプーさん好きから、『蜂蜜』のイメージで指輪を考えました。ダイヤを3つアンバランスに配置したのですが、蜜の感じとマッチしていて満足のいくものとなりました。」とお客様。

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_コンビ素材_01

2つの素材で表現
プラチナとオレンジゴールドという2つの素材が二人を表現。指輪の内側で交差する点に、小さなダイヤモンドが入り、ふたりのお名前が刻まれています。
完成した婚約指輪をリングガーデンに入れて、プロポーズされました。「一生に一度の大事なイベントなので、オーダーメイドの指輪をつくってみようと思いました。指輪のデザインは、彼女の名前の由来となった『はなみずきの花』の包み込む姿をイメージです。」

 

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_コンビ素材_02

バレエのモチーフ
指輪のデザインモチーフとなったのは、クラシックバレエの「トウシューズ」。お二人の中の印象に残るエピソードから、ポワントのポーズのデザインへ落とし込んでいきました。ピンクゴールドとプラチナが優しい印象です。
お客様より「まさかオーダーメイドの婚約指輪をもらえるなんて想像もしていなかったですし、大好きなバレエのトウシューズを取り入れてくれてたことが、すっごく嬉かったです!」

 

タンタル

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_タンタル

ダークな存在感
黒い結婚指輪の素材として、需要が高まっているタンタル。
切削が困難な素材として名高く、デザインの制約が大きいのが難点です。しかしながら、その美しくダークな輝きは、個性を求める人々を魅了します。
REGULUS レグルス

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_タンタル_01

プリンセスカットと個性的フォルム
四角いプリンセスカットのダイヤモンドを使った「レグレス」。個性的なフォルムと素材で性別問わず人気があるので、お揃いで結婚指輪や記念日の指輪してもおすすめです。ブリリアントカット以外のファンシーカットのダイヤモンドも幅広くお取り扱いしています。

 

 

オーダーメイドで理想の婚約指輪づくりを

婚約指輪の選び方|素材別オーダーメイドのデザイン紹介_婚約指輪_チタン_06

SORAでは、たくさんのデザインサンプルをご用意しています。また、デザイナーが描くデッサンやクリエイターがその場でつくる金属製のサンプルでイメージを確認しながら、デザインをご相談いただけます。
ぜひ、ショップで実際の指輪やサンプルを手に取ってご覧ください。理想の婚約指輪のイメージが湧いてきて、自由に創れるオーダーメイドの楽しさにきっと夢中になりますよ。