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ダイヤモンドの「原石」を見たことはありますか?
カットされた輝きの美しさが有名なダイヤモンドですが、悠久の時をかけて自然から創られたダイヤモンドの原石には、カットされたダイヤモンドにない特別な魅力があります。
SORAでは、そんなダイヤモンドの原石が持つ美しさと人の持つ感性に焦点を当て、原石を選んでオリジナルの婚約指輪をつくる特別なオーダーメイド体験が可能です。
自分の中に眠る美意識と向き合い、ダイヤモンドの原石が持つ奥深い世界を一緒に堪能してみませんか?
ラフダイヤ(ダイヤモンドの原石)とは?
人工でもダイヤモンドが造れるようになった現在、「天然ダイヤモンド」の価値が再び見直されています。
天然ダイヤモンドだけが持つ美しい8面体や12面体の結晶、表面に現れる三角形や成長線などの様々な表情、あるいはいびつでユニークな形に成長した結晶や色とりどりに光る不思議な性質。どれもが地球の深部で創り出された自然の芸術作品です。
SORAでは、自然への畏敬の念を込めて、天然のラフダイヤモンド(原石)を総称して『Earth grown diamond(アース・グロウン・ダイヤモンド)』と呼んでいます。
カットされたダイヤモンドの価値基準としては、国際的なダイヤの鑑定機関であるGIA(米国宝石学会)が定めた4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)が知られています。それに対して、カットされていないダイヤモンドの「あるがままの美しさ」に焦点をあて、自分の感性で選ぶ『4F』をSORAは提案します。
美しさや愛着を感じるものは、1人1人違います。
見て、触れて、感じて、ご自身の感性と向き合いながら選んでください。
天然のダイヤモンドの結晶は、3つの基本形からなる8つの結晶系に分けられます。最も多いのが、ピラミッドを2つくっつけたような8面体です。
結晶の成長は常に一定の環境下ではないため、ほとんどの場合、不均衡に成長したり、何かの圧力を受けて変形したりします。その1つ1つ異なるユニークな形に、何十億年前に創り出された地球の物語を感じてください。
美しいと感じる形、丸みのある形、尖った形、自分に似ている形、あなたの気になるのはどんな形でしょうか?
人と同じように、ダイヤモンドの原石にも、様々な表情があります。
ルーペを覗いて、ダイヤの肌合いをご覧ください。最も特徴的な「トライゴン」と呼ばれる多数の三角形のマークや、平行に入った「グレイン」と呼ばれる成長線、別の鉱物(インクルージョン)を内包している個体もあります。
これらは、どれも自然の創り出した証です。
ダイヤモンドも実は様々な色を持っています。これは、結晶の成長中にホウ素や窒素など他の元素を取り込んで起きるとされています。
また、ダイヤモンドの個体によっては、紫外線に反応して、青や緑、オレンジなど様々な色で光るものがあるのをご存知でしょうか?ブラックライトをあてると別の色になる、そんなダイヤの個性をお楽しみください。
万物最高の硬さとされるダイヤモンドは、体に触れることでその身を守ってくれる力があるとされ、古代よりお守りとして重宝されてきました。
様々な形を持つダイヤモンドの原石を、自分自身の手の感触で、結晶の形や表面の凹凸を確かめてください。
見た目だけではわからない、ダイヤモンドからのメッセージを受け取るかもしれません。