【LGBT:誰でも自由で幸せな社会に】Letibee代表外山さんを招いて全社員研修

LGBT社内研修を実施

SORAでは、全社員を対象に研修を定期的に行っています。10月28日(水)に行われたのは「LGBT」についての研修会です。渋谷区は同性のパートナーを公認する「パートナーシップ証明書」の発行が始まったことはもとより、東京レインボープライドパレードや東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が行われてきた場所です。多様性を尊重する社会を推進してきた渋谷区にあるSORAは、これまでにも同性カップルの方々の結婚指輪のオーダーを受けてきました。これからもセクシャルマイノリティの方々など多様な生き方を応援するために、その心構えを学びました。

Letibee(レティビー)について

今回講師を務めてくださったのは、株式会社Letibee 代表取締役外山雄太さん。Letibeeはセクシャリティにかかわらずすべての人が自由に幸せを追求できる社会を実現するため、LGBT 向けアプリ開発やLGBTメディア(Letibee life レティビーライフ)の運営、また多くの当事者と向き合ってきたノウハウを活かし、企業へ向けてLGBT研修を行っています。

まずは、LGBTの基礎知識についての講義で、セックス、ジェンダー、セクシャリティという3つの「性」という基本的な話と、心の性であるジェンダー、性的指向であるセクシャリティは男性と女性という二つの極の間にグラデーションとして存在するという話を具体的な例を挙げながら丁寧に説明していただきました。「いろいろな人がいるんだなってことが感覚的にわかる」体験になりました。

LGBT当事者は13人に1人

印象的だったのは、LGBTの人たちは人口の7.6%、13人に1人くらいいるということです。今回の参加者は27人だったので、この中にも2人くらいはいるという計算になります。いわゆるストレートの人の中には、「今までそういう人に会ったことがない」「友だちにはいない」という人もいるかもしれませんが、外山さんは「今までに絶対会っている」といいます。「いない」と思うのは、ただそれが明かされていないだけなのです。なぜ明かされないのか、それがLGBTの方々が抱える困難の一端を表しています。

抱えている問題

LGBTの方たちが抱えている問題として、最近話題になっている保険や医療といった社会的承認以前に、自分自身が受け入れられるかという自己承認、そして家族や友人に受け入れてもらえるかという他己承認があるといいます。外山さん自身は、2年前に両親にカミングアウトし、父親には「お前が父さんと母さんの子供であることはかわりない。自分で決めた人生を責任をもって生きなさい」と言われ、「言って欲しい言葉を言ってもらえた」と嬉しかったそうです。しかし、そうではない家族・友人・職場もあり、理解してもらうのに時間がかかる、あるいは全く理解されないこともあるのです。そんな家族の一つの例として、Letibeeがサポートした同性カップルの結婚式の映像を上映、異性愛であろうと同性愛であろうと結婚式の感動は変わりません。見ながら涙ぐむスタッフもいました。

現状では、LGBTであることをカミング・アウトするには勇気がいります。外山さん自身、カミングアウトしたら友だちが一人もいなくなってしまうんじゃないか、両親から勘当されるんじゃないかという恐れを抱えていたといいます。やはり当事者から聞かされるそのような言葉には重みがあり、そういう状況に対して何かできることはないのかと考えさせられます。

それを受けて講義は、職場や個人でできることについて続きます。LGBTの人たちにどう接したらいいのかを具体的に説明していただきました。例えば、女性に「彼氏はいるの?」と聞くこと。ごく普通に質問されていることですが、恋愛対象が異性とは限らないわけですから「パートナーはいるの?」と聞くほうが、中立で答えやすいのです。

講義の後はグループワークを行いました。議題の一つは「同性婚ができるようになると、少子化を加速させてしまうのではないか」ということ。これについては「そもそも関係ない」「同性婚を認めず、無理して異性と結婚して子どもを作ることが幸せといえるのか」などの意見が出ました。

 

アライアンスになろう!

そのような問題意識を含めて、企業として個人として何ができるのか、について外山さんから「アライアンスになろう!」という提案を最後にいただきました。アライアンスとは簡単に言うとLGBTをサポートする意思を持つということです。

「人は誰もが、唯一無二の存在」であり、自分らしく生きるために「あなただけのオリジナル」を提案するSORA。今回の研修を受け、アライアンス企業としてどのような活動を具体的に行っていくべきか、スタッフ全員で取り組んで行きます。