素材について
素材について
素材について

素材にも個性を
探究を重ねた素材開発

「既成品ではなくオリジナルの結婚指輪を…」
そんなふたりの理想を、ありきたりな素材で表現することなどできるのだろうか?


そう考える私たちが、新世代素材と言われるレアメタルに目を向けたのは自然な流れでした。耐食性、耐久性、安全性、希少性、そして素材そのものがもつ色や質感の美しさ…そして何より他では手に入れることのできない独自性。


それぞれの金属がもつポテンシャルを一から見直し、ふたりに最もふさわしい指輪を提案するため、私たちが素材の研究と開発を怠ることはありません。それは、長く愛せるか?長く美しくあるか?
プラチナひとつをとっても、より歪まず、より輝き、よりアレルギーを起こさないプラチナをつくり上げる、そんな日々の研鑽の現れがSORAの素材ラインナップです。

9種類の素材

SORAの基本の素材は9種類。

ジルコニウム・タンタル・チタンの3つのレアメタルは、強度が高く、金属アレルギーになりにくい特徴があり、金属の塊から直接削り出す切削法で制作されます。

一方で、地金であるSORAのプラチナと5色のカラーゴールドは、強度や彩度、質感を高めたオリジナルの配合と金属の密度を高めながら叩いて成形していく鍛造法が特徴です。

9種類の素材
ジルコニウム

ジルコニウム

  • 元素記号 Zr
  • 原子番号 40
  • 密度 6.5g/cm3
  • 融点 1852°C


Zr(ジルコニウム)は化学薬品や環境に対してTi (チタン) 以上の優れた耐食性を持ちます。さらに機械的な強度も高いことから、工業用途として塩酸、硫酸などの過酷な製造装置の素材としても利用される高機能レアメタルです。

 

ジルコニウムの表面に形成される酸化皮膜は、極めて緻密で安定しているため金属の溶出がありません。そのため、金属アレルギーを起こしにくい性質を持っています。

さらに、その酸化皮膜の形成によって鮮やかなカラーの発色が可能であり、色の耐久性が高いことも特徴です。

 

ジルコニウムはSORAが世界で初めて、指輪の素材として使用しました。耐食性、安全性、美しさなど指輪に求められる機能を大変高い次元で結実させるこの素材の可能性はまだ無限です。

タンタル

タンタル

  • 元素記号 Ta
  • 原子番号 73
  • 密度 16.6g/cm3
  • 融点 2996°C

 

タンタル(Ta)は、光の反射率が全金属の中で最も低く、青みがかったダークグレーが特徴です。酸化膜によって黒光りする金属は他にもありますが、タンタルは削っても中まで黒銀色です。高い硬度を持ちながらの優れた展延性(広がり延びる性質)と耐食性は、"黒金"と呼んでもよいくらいです。

 

タンタルは宇宙空間で2番目に少ない元素であり、その存在は大変希少です。純粋な金属の精製が大変困難であったことから、発見が遅れ科学者達を悩ませたといいます。生体親和性が高く人体にも無害とされることから、人工骨や歯科インプラントなどの医療製品の分野でも使用されています。

チタン

チタン

  • 元素記号 Ti
  • 原子番号 22
  • 密度 4.5g/cm3
  • 融点 1668°C

 

その精製の難しさにより、素材として利用されはじめたのは比較的最近であるレアメタルチタン(Ti)。軽量高強度で金属疲労が起こりにくいため、宇宙開発機器や航空機の機体への利用、スポーツ分野や眼鏡フレームなどのファッションへも取り入れられています。

 

錆に強い優れた耐食性を持ち、生体親和性の高さからアレルギーが起こりにくい素材として人工関節や歯科インプラントなどで使用されています。ジルコニウム同様に表面に精製する酸化皮膜により鮮やかな発色が可能です。

 

素材の強度と靭性(じんせい)を生かしてダイヤモンドを留める「ノッチグリップセッティン」グは、α+βチタンを使用しています。

プラチナ

プラチナ

  • 元素記号 Pt
  • 原子番号 78
  • 密度 21.4g/cm3
  • 融点 1769°C

 

白金族元素の1つであるPt (プラチナ)は、地殻 (厚さ30㎞前後の地球の表層)中の存在量が極めて少ない金属です。融点が高く空気中で熱しても酸素と化合しない性質を持っています。

 

酸やアルカリに対して強い耐食性を持ち化学的に非常に安定していることから、長さや重さの基準器などへ使用されています。SORAでは、国際キログラム原器と同じプラチナ90%イリジウム10%の配合を採用しています。

 

プラチナの配合金属の違いについて

 

ゴールド

ゴールド

  • 元素記号 Au
  • 原子番号 79
  • 密度 19.3g/cm3
  • 融点 1063°C

 

古くは紀元前から建築や装飾、そして宝飾品に使われてきたゴールドが持つ「潜在的に人を魅了する力」を感ぜずにいられません。

 

一般に金属の品位(純度の表記)は1000分率で表されますが、金は24分率で表されます。 例えばK18とは18金と呼ばれ、18/24 = 3⁄4 (質量比)つまり質量の75%が純金であるという意味です。

SORAのイエローゴールド、オレンジゴールド、グリーンゴールドはK22を使用しています。

5種類のカラー
ふたりだけのゴールドを

ここに紹介する5種類のカラーゴールドは、自社研究でたどり着いた明瞭な色彩の特徴を持つ独自調合によるものです。全てが高い耐変色性を備えています。

ご希望に合わせたオリジナルゴールドに対応することも可能です。

イエローゴールド

イエローゴールド

Ag (銀)とCu (銅)を調合し、限りなく純金に近い色味と、合金ならではの強度を両立させた
高純度K22のイエローゴールド。

金の品位が高くないと決して出せない深い黄金色です。

オレンジゴールド

オレンジゴールド

純度を高く保ちながらCu (銅)を調合し、黄色と赤色の絶妙なバランスで独特のオレンジの光を放ちます。

一般に広まっていないカラーですが高純度(K22)でとても鮮やかなオレンジの色味は一見の価値があります。

グリーンゴールド

グリーンゴールド

Ag (純銀)を調合し高純度 (K22)でありながら、ゴールド特有の赤味を抑え、爽やかな黄色を出したものです。

他のカラーゴールドと比較するととても柔らかく、使い込むほどに表面の風合いの変化を楽しむことができます。

※グリーンゴールドは、表参道本店のみのお取扱いとなります。

ピンクゴールド

ピンクゴールド

Cu (銅)とPd (パラジウム)、In (インジウム)を微量配合した変色のない美しいピンク色のカラーゴールドです。この配合が純金特有の黄色味を抑え、冴えた濃厚な赤味を実現しています。

ピンクゴールドはとても硬いので、強度が必要な繊細なデザインにも適しています。

ホワイトゴールド

ホワイトゴールド

Pd (パラジウム)の配合によって、金の有彩色を完全に抑えました。プラチナと比較すると落ち着いたグレー色です。

一般のホワイトゴールドは、黄色味が残るためロジウムメッキで仕上げますが、SORAのホワイトゴールドはメッキで仕上げる必要がありません。