オリジナルデザインを創造する
SORAのデザインの特徴は、宇宙や自然をコンセプトに素材の個性を生かした独創的表現にあります。
素材と対話し、個々の素材の個性を最大限に引き出していくデザイン技法で、かつてない新しい表現を生み出してきました。
そして、一つとして同じ形のない唯一無二の造形でありまた、圧倒的な存在感をまとう生命の根源である宇宙や自然にインスパイアされたデザインを数多く制作しています。
そんなSORA独特のデザインを様々な視点からご紹介します。
融合
融合~ふたりで描くひとつの形
重ねあわせると無限大のシルエットになるSORAの代表的デザイン「レムニスケート」の前身である「インフィニットトラック」は1997年に誕生しました。
このデザインは工業パーツのスプリングワッシャーに着想を得て作られました。バネの力を利用することでネジのゆるみを抑制するためのパーツです。ふたりの関係を緩みのないものに、そしてふたりの愛を終わりのないものに、との願いを込めて生まれました。
木目金
伝統技術への革新
レアメタルの木目金開発
木目金とは、異なる色の金属を幾層にも重ね、削ったり打ち出したりしながら木目状の模様を表現する技術です。金属で木目模様を表現するという極めて革新的な発想は、職人の技術への探究によって刀の装飾として発展しました。
SORAでは革新的な技術の探究こそ木目金の精神的真髄ととらえ、新たな表現方法への挑戦を今なお続けています。タンタル、チタンなどのレアメタルを用いた木目金は技術への挑戦の結晶です。また、つなぎ目のない一体成形の木目金の指輪はSORAの特許技術によるものです (特許No.422707)
ダイヤモンド
ノッチグリップ
ダイヤの美しさを最大限に
ダイヤモンドの輝きを最大に引き出すためには、 ダイヤモンドを隠す面積を最小にすること、そのためにどんな構造が考えられるのか、あらゆる研究を重ね誕生したのが「ノッチグリップセッティング」です。 (特許取得No.5180586)
ノッチグリップセッティングは、「α+βチタン」と呼ばれる優れた強度とじん性を持つ素材による強力なテコの原理でダイヤモンドをホールドします。これによりあたかもダイヤが空中に浮いているようなデザインが可能となり、真上からだけでなく横からみた時の美しさをも最大限に引き出すことに成功しました。
刻む
文字も記号も文様も
誓いと願いを指輪に刻む
様々な文字や模様を指輪に刻むことができます。アルファベット、漢字、筆記体、手書きの文字、もちろんオリジナルの図形をデザインすることも可能です。
時にそれは文字であったり記号であったり。いえいえ、一本の直線かもしれません。すべての印はふたりの想いが形になったもの。互いの歴史、想い、希望、それぞれの想いが交差して指輪に刻まれます。
ひと文字ひと文字、打刻する行程は集中力が要求される精密作業。確実にふたりの想いを刻んでいきます。
「自分でつくる結婚指輪®」ではこの行程がふたりにたくされます。
鎚目
揺らぎ重なり合う打痕
ふたつとして同じ模様は生まれない
加工材に、金鎚を連続的に打ちつけることによって得られる打痕を「鎚目(ツチメ)」と呼びます。打ちつけられる金鎚の面は「鏡」と呼ばれ、その形状や表面状態、打つ際の力の強弱によって様々な模様が生まれます。リズムよく響き渡る金属音を伴う鎚目(ツチメ)の作業は、金属の結晶構造を鍛えながら強度を高める重要な行程でもあります。
コンビネーション
引き立てあい高め合う異素材の出会い
自然界は、異質なものが出会う境界線で溢れています。たとえば水平線を眺めるとき、空だけを見るときよりも海だけを見るときよりも美しさを感じます。
異なる素材を1つのデザインに組み込むことで、単一の素材では表現できない美しさや表情を引き出すことができます。異質なものとの出会いは、発想を加速させ予想もしない新たな発見をもたらします。
One Line One Love
ひとつながりで描く結婚指輪
今までになかった、ふたりのオリジナルモチーフをひとつなぎで描くオーダーメイド刻印が誕生しました。その名は“One Line One Love(ワンラインワンラブ)”。
ふたりの「原点」と「未来」をデザイナーがオリジナルモチーフへと象徴化し、ひとつなぎのラインで表現した結婚指輪。「ふたりの原点であり、未来への指針」となる指輪のオーダーメイドをぜひ体験してください。