デザイナー直伝!オーダーメイドのヒント① -色編-

オーダーメイドのヒント
岩倉 亜也乃

①色を伝える方法

SORA表参道本店で日々オリジナルの結婚指輪を生み出すデザイナーが、実際に行われている指輪作りの手法を直伝するコラム。どんな感じでデザインができ、指輪がつくられていくのか、その一部を実例を交えてご紹介します。ぜひ、SORAのオーダーメイドの雰囲気を味わってください。

 

【案内役】岩倉 亜也乃
SORA歴7年の表参道本店デザイナー
今までに900組以上の結婚指輪を担当する。モットーは「想いに寄り添った、一生思い出に残る結婚指輪づくり」。

SORAのフルオーダーってどうデザインしていくの?

オーダーメイドで指輪をつくるってなんだか難しそう…どうやってイメージを伝えたら良いのだろう?イメージを伝えるってどういうこと?そんな不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
SORA表参道本店のデザイナーは、お客様それぞれにあった様々な方法でイメージを伝え合っています。

デザインを考える入り口は何通りも!

デザインを考えるとっかかりも千差万別。特にこだわりたい部分を入り口に、デザインを考え始めることも。

 

・写真で伝える(思い出の景色の色など)
・希望の形状を伝えて、形から考える(丸いのが好き、ウェーブが好き)
・エピソードからコンセプトを決めて、デザインを考える
・表現したいものを実際に持ってきて伝える etc.

今回は、これらの中から「写真で色を伝える」という方法をご紹介していきます。

カラーサンプル

色を伝える

SORAには素材そのものの色や、ジルコニウムやチタンのような発色によるカラフルな色があります。その「色」をメインに指輪をつくっていく方も多くいらっしゃいます。

ここでは、特別な想いをもつ景色を指輪に込めたお客様の例をご紹介します。

実例:「ピンクサンドビーチ」の写真で色を伝える

「ピンクサンドビーチ」をイメージしたカラーにしたい!A様はバハマにある珍しいピンク色の砂浜の「ピンクサンドビーチ」に憧れをおもちで、ハネムーンの地にすることも決めていました。結婚指輪は、ピンクサンドビーチの海、砂浜、空の色を込めたいとSORA表参道本店へ来店されました。


A様の理想の指輪は、できるだけシンプルで少しカラーが見えるフォルム。ピンクサンドビーチを色で再現することに特別重点を置いてデザインを考えます。ピンクの砂浜から、海、空へと続く写真の色をオリジナルのグラデーションで表現することを目指します。
 

カラーサンプル

カラーサンプルを見ながら細部を調整

カラーサンプルを手にとっていただき、どの辺りの色がご希望のイメージになりそうかデザイナーと一緒に検討。写真とヒアリングを元に、制作を担うクリエイターの髙橋も交えてできるだけイメージに近づけられるように、グラデーションの分量を調節しました。

オリジナルグラデーション

デザインが決まる瞬間

特別に繊細な色のオーダーだったため、クリエイターがピンクサンドビーチのオリジナルグラデーションの試作品をつくり、それをA様が手にとって確かめました。(※試作はオプションサービスとなりますので、ご希望の場合は担当デザイナーにご相談ください。)このカラー通りに指輪が出来上がるんだ!イメージが浮かぶと指輪の完成が一気に楽しみになりますよね。

 

オーダーシート

色やデザインが決まると、オーダーシートには指輪の制作図と詳細な仕様が描かれていきます。シートの仕上げに、おふたりの写真とおふたりの想いやイメージの写真が添えられ担当クリエイターの髙橋に渡されます。「お客様はこのビーチの写真のここをすごく気に入っていて、この部分が重要なポイントです。」制作中もデザイナーとクリエイターで綿密に色を確認して完成させていきます。

完成指輪

完成した指輪を手に

完成した結婚指輪と対面する日。こだわったカラーが真っ先に目に飛び込みます。
「わあ、キレイ!」指輪を手にした瞬間、おふたりに笑顔が浮かびます。「指輪の中にピンクサンドビーチがある!サンプルのイメージ通り!」とA様。

オリジナルグラデーション

もう片方の指輪のカラーは、お名前にちなんだブルーとグリーンのグラデーション。ピンクサンドビーチのグラデーションから繋がって一体感が生まれます。「両方ともとても素敵な発色で感激です。ヌーボラのデザインもグラデーションの色が上部から見えてキレイで、ぴったりのデザインでした。」
 

色でつくっていく結婚指輪

いかがでしたか?SORAのジルコニウムカラーはバリエーションが豊富で、クリエイターの手作業によって、方向や色の分量など繊細なグラデーションを調節しています。また、SORA表参道本店で扱う素材は9種類以上。白いプラチナと黒いタンタル、カラーゴールドなど複数の素材による表現も可能。

ぜひ、おふたりだけの結婚指輪づくりを楽しんでくださいね!