どうしても諦められない!
金属アレルギーでも、ピンクゴールドの輝きをあなたに。

「温かみのあるピンクゴールドの結婚指輪が、ずっと憧れだった。でも金額アレルギーが心配……」

 

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか? でも、諦めるのはまだ早いです。
おふたりの愛情を優しく包み込むようなピンクゴールドの輝きは、特別な想いを込めた結婚指輪にふさわしいもの。
そしてそれは、おふたりの未来を明るく照らし、困難な時にそっと寄り添ってくれる温もりも与えてくれます。

 

金属アレルギーがあるからといって、そんな魅力にあふれたピンクゴールドを諦めてしまうのは、非常に勿体ないことです。

ここからは、パラジウムを使わないピンクゴールドの金属アレルギー対策から、結婚指輪デザインの事例まで、幅広くご紹介させていただきます!

パラジウムってどんな金属?

プラチナと同じ貴金属8元素の1つであるパラジウムは、プラチナやゴールドの指輪をつくるときに割り金(わりがね)として利用されます。それはプラチナ900であれば10%、Pt950であれば5%に相当する部分になる素材で、プラチナやゴールドを硬く丈夫にする目的と、さらにゴールドの黄色味を消す効果があります。ホワイトゴールドでは「白さ」を出すために、ピンクゴールドでは「黄み」を抑えて銅の「赤み」を強調させるために入れられ、金属アレルギーの原因としてよく名前が挙がる金属です。

金属アレルギーってなんで起こるの?

※写真はSORAマテリアルパレット(各素材の割り金が一目で分かる実物による早見表)

 

金属アレルギーとは、金属が汗などの酸によってイオン化して溶けだし、皮膚のタンパク質と結合して異種タンパク質になり、それを異物と思った体が防御する免疫反応を、金属アレルギー反応と言います。医療用語では「感作(かんさ)する」と言い、異物への免疫反応を起こしている状態のことです。パラジウム以外にも金属アレルギーの起こりやすい金属はたくさんあり、身近なものではニッケル、クロムなどが挙げられます。

金属アレルギーの原因は、ひとつの金属に対しての免疫反応の場合や、いくつかの金属に対しての免疫反応の場合だったりと様々あります。または現在免疫反応がないといっても今後感作してしまう(=金属アレルギーになる)ことも十分考えられます。
自分の体が金属アレルギーなのか?どの金属に反応が出るのか?を確実に調べるには皮膚科のパッチテストを受ける方法があります。

 

▼金属アレルギーのことをもっと知る

【素材選びが大事!】金属アレルギーにならないための結婚指輪選び

 

パラジウムを使わないピンクゴールドとは?

ピンクゴールドはパラジウムを入れることで色味を調整します。パラジウムによる金属アレルギーが起こりにくくするためには、パラジウムを使えません。そこでパラジウムの代わりになる素材がプラチナです。プラチナはパラジウムより高価なので、一般的なピンクゴールド製品の割り金に利用されるのはコストの低いパラジウムです。

オーダーメイドなら割り金も選ぶことができるので、ソラではパラジウムにアレルギーがあるお客様にはプラチナ割りピンクゴールドで結婚指輪を制作しています。安心して毎日着けていただくことが結婚指輪の最低条件と考えるので、毎日の食事の食品添加物を気にするように、毎日身につける結婚指輪の素材配合も確認できるようにしています。

 

(※プラチナ割りピンクゴールドは直営店でのご対応となります。全国取扱店ではご注文いただけませんので予めご了承ください。)

ピンクゴールド制作工程

ここからは、実際のピンクゴールド制作工程を順を追って紹介いたします!

ゴールド、銅、プラチナをひとつの容器に入れます。

ゴールドの融点は1063℃、銅の融点は1084℃。酸素バーナーで一気に1000℃以上に加熱すると、銅の炎色反応で緑色の炎が上がる幻想的な作業風景です。

混ざり合ったピンクゴールドを型に流しゆっくり冷まします。

固まるのを待って完成です。

パラジウムを入れないでつくるピンクゴールド(事例あり)

パラジウムのかわりにプラチナを入れることで金属アレルギーの起こりにくいピンクゴールドになります。

ここからは、SORAの結婚指輪デザインの事例をご紹介させていただきます。

MANO(マーノ)

 

春風に乗って華やかで上品な香りを届けてくれるモクレンの花。
丸みを帯びたカタチに、ピンクゴールドが愛らしさを、ダイヤモンドが輝きを加え、春の喜びに溢れた指輪になりました。
華奢で可憐なデザインは、さりげなく華やかでいて上品。
愛しいあの人に想いを込めて。

 

MANO(マーノ)

VINE(ヴィーネ)

 

ピンクゴールドの曲線美が手元を華やかに彩るヴィーネ。
ダイヤモンドを包み込む石座の形は、ふんわりと優しく咲いた一輪の薔薇。
つる薔薇の花言葉は「無邪気」「いつも美しい」。
ギリシャ神話では、美の女神アフロディーテが海から誕生し、大地が薔薇の創造を始めたとき、神々がその美しさを讃えたと言います。
無邪気に伸びるつると、優しく可憐に咲く薔薇をダイヤモンドとピンクゴールドによってデザインしました。

 

VINE(ヴィーネ)

パラジウムを入れないでつくるプラチナ(事例あり)

プラチナは、パラジウムではなくイリジウムやルテニウムを入れて強くする方法や、ハードプラチナ・純プラチナ・ホウ素添加など純度が99.9%近い素材を使う方法があります。

FUSETSU(風雪)

 

風雪は雪の描く紋様の写真を再現したテクスチャーを初めに作ることから始まりました。
その後、完成したテクスチャーに合わせた形を考え、動きをつけたフォルムに仕上げました。
雪の表現にふさわしい、白く明るい輝きのプラチナでつくられています。

 

FUSETSU(風雪)

CHEWRING(チューリング)

 

CHEWとは「噛む」という意味。硬いイメージがある金属ですが、実は多くのものは軟らかく、純粋な金やプラチナも奥歯で噛めばガムのように歯跡がトレースされます。
オリジナルのチューリングは、お互いの指輪の素材となる金属のバーを実際に噛み合って歯型をつけ、それを輪にした結婚指輪から生まれました。人体を使って「自分ならでは」を表現したコンセプチュアルな作品です。

 

歯型をイメージしたテクスチャーは、独特な雰囲気で、どことなくクラシカルな温もりを感じさせてくれます。ジルコニウムは噛めない硬い素材ですが、表面と側面にそんな唯一無二のテクスチャーを輝かせました。

 

CHEWRING(チューリング)

SPHERE(スフィア)

 

大きな指輪の内側に小さな指輪を重ねると、球体を感じる融合デザインに。

その球体はまるで惑星のよう。

ふたりだけの星を形成する。

 

SPHERE(スフィア)

まとめ

いかがでしたか?
金属アレルギーでも、配合される素材次第で、ピンクゴールドやプラチナに対応できることがおわかりいただけたと思います。

SORAのスタッフは、専門家の講義を受け金属アレルギーについての知識を蓄えております。

そのため、肌への優しさはもちろん、おふたりの個性と想いを映し出す多様なデザイン、そしてご納得いただける価格帯のリングをご用意していますので、安心してご相談いただけます。


【SORAの約束】
デザインへの妥協は一切なし:
金属アレルギー対応素材でも、SORAならではの独創的で美しいデザインを豊富にご用意。おふたりの個性を輝かせるリングがきっと見つかります。

 

透明性のある価格設定:
素材やデザイン、加工内容について明確にご説明し、ご納得いただける価格でご提供します。

 

結婚指輪は、おふたりにとって単なる装飾品ではありません。困難な時にも、そっと背中を押してくれる”御守り”のような存在でもあり、おふたりの絆を象徴し、未来への希望を繋ぐ大切な証でもあります。
 
「最初は金属アレルギーだから来たけれど、金属アレルギーじゃなかったとしてもSORAでつくって良かった!」との声も多くいただいています。
結婚指輪をお求めの際は、ぜひ、お気軽にご相談くださいね!