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職種
デザイナー
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担当
LINEチャット・メールでのご案内(お問い合わせやオーダーのご相談)
Zoomによるオンライン相談
※現在、店頭でのご案内は行っておりません。
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入社年
2012年
思い出に残るリングストーリー
思い出に残るリングストーリー
バンドのDragon Ashがきっかけで知り合われたご夫婦を担当させていただいた際の話です。最初から「指輪には、Dragon Ashのシンボルであるユリの花のモチーフを入れたい」と、はっきりとしたイメージをお持ちでした。
でも、そこからヒアリングを進めていくと、バンドは確かに2人の共通要素ではあるけれど、一緒にライブに行ったり、その後バーに行ってお酒を楽しむ行為自体が大事なんだと分かってきました。ふたりで共有する時間を楽しんでいらっしゃることが、会話の様子からも伝わってきたんです。それを正直におふたりに伝えたら、「本質はそういうことだったんだ」と気づいてくださりました。
最終的な指輪のデザインは、少しロックテイストを入れて2人のイニシャルを掛け合わせたロゴを作りました。指輪のタイトルは、Dragon Ashというバンドをきっかけに時間を共有して、2人ともお酒が好きで……というストーリーを込めて「Lily On The Rock」としました。音楽のロックという意味もあるし、お酒の飲み方としても、氷を溶かしながら楽しむと言うか……結婚生活を続けていくうちにおふたりの関係性も違った味わいになる、そうした意味を込めました。
私が担当したオーダー作品(一部)
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SORAを志す人に向けて
店頭でコミュニケーション力を磨く
私はSORAにデザイナーとして入社しました。もともと人とのコミュニケーションは好きだったので、会話を通してお客さまのストーリーを引き出していくSORAの接客にも、すんなりなじむことができました。
店頭にはさまざまなお客さまがいらっしゃいます。海外の方と英語でうまくコミュニケーションが取れたときは、達成感があります。
また、耳が聞こえにくい方がいらした際は、最初は筆談で対応していました。でもデッサンを描きながら筆談で進めるのは難しく、途中から表情とジェスチャーでのコミュニケーションに切り替えました。それと同じタイミングで手話の勉強を始め、今ではスムーズに意思疎通ができるようになりました。
SORAの接客は単にお客さまに指輪を売るのではなく
人に感動を与えられる仕事です
SORAは、「もの作りを通して自分を表現したい」またはそうした環境に興味がある人には絶好の環境だと思います。
接客で言えば、SORAの接客は単にお客さまに指輪を売るのではなく、人に感動を与えられる仕事。私も毎日、幸せなカップルから良い影響を受けていますし、SORAに興味がある人には「人の人生に携われる、幸せな仕事だよ」と伝えたいです。
今後は接客の質を高めるのはもちろん、海外への展開にも目を向けています。最初に話した英語圏のお客様の対応をした際は、わざわざ店頭までいらっしゃって、「SORAの指輪が欲しい」と言ってくださいました。また最近も「海外発送できないですか」と英語でお問い合わせをいただいたり。専門スタッフも含めて、仕組みがうまくできあがってきたので、より積極的に対応していきたいです。