SORAの自然環境プロジェクトから生まれた婚約指輪デザイン『Rare Broom Series(レアブルームシリーズ)』のご紹介です。
希少な山野草の花(ニリンソウ、サンカヨウ、レンゲショウマ)をモチーフに、プラチナとダイヤモンドで孤高の輝きを表現しました。
今回登場する新作は、特定の山林などの限られた生息地のもつ植物、わずかな期間だけ咲く花、そして環境の変化により地域によっては失われつつある、そんな山野草の可憐な花たちにスポットを当ててつくられました。
そこに辿り着いた者だけが目にできる希少な花々は、その地に昔から続く豊かな自然を象徴しています。
大切な方に「あなたは私にとって特別な存在」とのメッセージを込めて、そんな花の婚約指輪を贈ってはいかがでしょう。
自然環境プロジェクトから生まれたデザイン
戸隠と御岳山で見た自然
戸隠と御岳山で見た自然
『Rare Broom Series』は「JORNEY OF RING」から生まれたデザインモデルです。
「JORNEY OF RING(旅するリング)」とは、実際に様々な地を訪れて目にした自然現象の美しさとその自然現象が生まれる背景や環境を伝えていくSORAのプロジェクトです。
今回、ニリンソウ、サンカヨウの咲く長野県の戸隠、レンゲショウマが咲く東京都青梅市の御岳山に足を運び、花の生態や周りの環境を取材しながらデザインを完成させました。
3つの新作デザインの紹介
落葉樹林が広がる山の中で小さな白い花が2つ並んで咲く姿は愛らしく、群生すると青々とした葉と白い花びらが地表を覆い、春の訪れを告げる美しい光景を創り出します。
ニリンソウは、落葉樹が葉をつけて地面に届く光を遮る前の早春に一気に咲く植物「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」の代表でもあります。
見た目がハスの葉に似ているサンカヨウの葉は、大きい葉と小さい葉の大小2サイズの葉を対にして広げ、小さな葉の方に花が咲くという特徴があります。
愛らしい小さな白い花は、雨や露に濡れると透き通り、氷やガラスのような美しさを見せてくれます。
真夏の盛りに涼しげに咲くレンゲショウマは「森の妖精」とも呼ばれ、一度見たら忘れられない優美で気品のある花をつけます。外側の花びらに見えるのは萼(がく)であり、実際の花びらは雌しべや雄しべを抱えるように筒状に重なった中央部分です。
日本固有の1属1種*の稀有な植物で、東京都青梅市にある御岳山はレンゲショウマの群生地として知られています。(1属1種*= 1つの属に1つの種しか分類されない、仲間のいない植物のこと。レンゲショウマは、キンポウゲ科レンゲショウマ属に属する唯一の植物。)
デザイナーが語る『Rare Broom Series』の魅力
自然の美しさを指に宿す
自然の美しさを指に宿す
担当したデザイナーの戸川は「Rare Broom Series」について、こう話します。
「ニリンソウ、サンカヨウ、レンゲショウマと、花をモチーフにしてデザインしました。どんな植物でもアウトラインの美しさとか、花の造形の美しさを持っています。そこに焦点を当てるとすごく奥深い世界が広がっています。
その美しさを指輪の中で表現できれば、ずっと見ていて飽きない、自然の美しさを指に宿すことができると思っています。そういったところをぜひ見ていただきたいです。」
どこから見ても美しいフォルムへ
どこから見ても美しいフォルムへ
伴花について
「石座と呼ばれるダイヤモンドが留まっているところがポイントです。石座の後ろから見ても、花の形に見えるようにしています。指につけていると見えない部分ですが、指輪を360度どこから見ても美しく見えるように、創られています。」
透花について
「アームの側面には所々に削りを入れて鏡面仕上げにし、露に濡れて煌めく雰囲気を出しています。透き通るような花脈の筋の入り方なども見ていただきたいポイントです。」
淡灯について
デザイナーとクリエイターが試行錯誤して完成したRare Broom Sereis。「淡灯」もまた、レンゲショウマの下向きに咲く特徴を表現するためのデザインがいくつか創られました。
最終的に選ばれた試作モデルから、完成品は花びらが所々めくれているように、より立体感を出しています。ダイヤモンドを包み込む花びらの繊細な表現は、Rare Broom Sereisに共通する大きな特徴の1つです。
大切な想いを繊細な表現に託して
大切な想いを繊細な表現に託して
1点1点クリエイターの手作業により丁寧に創られた希少な花の婚約指輪は、大切な人へ、特別な想いを伝えます。
そして、プロポーズというかけがえのない瞬間に、二人だけの輝きを与えてくれることでしょう。
豊かな自然の象徴である美しい山野草に想いを込めて、婚約指輪をつくってみませんか。
自然環境プロジェクト
「JORNEY OF RING(旅するリング)」
自然環境プロジェクト
「JORNEY OF RING(旅するリング)」
太陽の周りを地球が四季を巡らせながら一周して描く軌道「大きな輪」と二人の指に着けられた結婚指輪の「小さな輪」を重ねて名づけられた「JORNEY OF RING」。
冬にはマイナス23℃の北海道屈斜路湖上のフロストフラワー・アイスバブルなどを撮影したチームが、今回の「春」では雪が解けて木々が芽吹き、希少な山野草が花を咲かせる生命溢れる光景を撮影しています。自然環境の記事も合わせてご覧ください。