AWAAKARI
淡灯
明かりを灯す婚約指輪

冷涼な地のほの暗い山林の奥で、淡い明かりを灯すように下向きに咲く花。真夏の盛りに涼しげに咲くレンゲショウマは「森の妖精」とも呼ばれ、一度見たら忘れられない優美で気品のある花をつけます。
外側の花びらに見えるのは萼(がく)であり、実際の花びらは筒状に重なった中央部分です。
日本固有の稀有な植物で、群生地である東京都青梅市の御岳山で実際の花に対峙しながらデザインを完成させました。
指輪はレンゲショウマの花の佇まいをそのままに、斜め下を向くようにダイヤを留めた独特のデザイン。
正面から見るとダイヤがチラリと見える婚約指輪らしからぬ個性と奥ゆかしさとを合わせ持っています。
逆V字フォルムの中央に輝くダイヤが、二人の未来を導く明かりを灯します。