自分でつくる結婚指輪®
「結婚指輪は自分たちで手作りしたい!」オーダーメイド店だからこそ、そんなご要望にもお応えします。
金属に直接触れながら、ふたりの手の中で指輪ができていくこと、そこに自分で作る醍醐味があります。疲労感なんてなんのその、達成感と指輪への愛着は格別です。
部分作業コース
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内容
刻印(文字入れ)のみ、もしくは形づくりの工程を一部だけ制作する短時間コース
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所要時間
1.5時間~
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お渡しまで
制作作業日から3週間
(デザインにより異なります)
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費用
指輪の価格 (ペア) + 参加講習費¥20,000 (ペア/税抜)
全工程コース
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内容
刻印に加えて鎚目、すりだしなど、指輪作り全般に渡る作業を体験できるコース
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所要時間
4時間~(平均5,6時間)
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お渡しまで
制作作業当日または3週間
(デザインにより異なります)
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費用
指輪の価格 (ペア) + 参加講習費¥20,000 (ペア/税抜)
専任講師は経験豊富なクリエイター
《専任講師の1人・クリエイター歴17年 森川より》
「僕が心がけているのは、何よりも『楽しんでもらう』こと。黒子として特別な1日を演出すること、楽しむためのサポートをすることに力を注いでいます。
フルオーダーでも唯一無二なものはつくれますが、自分で手をかけた以上の唯一無二なものはありません。『これからずっと身につける結婚指輪を自分の手をかけてつくったことで、指輪への思い入れが強まりました』という皆さんの言葉が何より嬉しいです。」
制作工程の一例
プラチナの結婚指輪ができるまで
1.打ち合わせ
金属の準備や制作時間確保のため、事前に打合せをします。担当デザイナーと一緒に指輪の素材やデザインを考えます。デザインが決まったら、制作する日を予約してください
2.始まりはプラチナの塊
摂氏2400°C。目にするのは炎に包まれたプラチナが放つ強い光。輝く火の玉が冷え固まったら、小さな丸い塊を手にとってみてください。ふたりの指輪になる素材の重みです。
3.延ばす
塊状の金属を薄い板材や棒材に変形させる圧延ローラーで、丸い塊を角棒状にします。プラチナはローラーの窪みを通るたび、段々と四角くなり棒状になります。
4.ふたりで分かつ
棒状になったプラチナを、2つに分ける瞬間です。ケーキカットならぬプラチナカットは、結婚式のような感覚で楽しんでください。
5.文字を刻む
指輪の内側に「刻印」を使って文字を入れます。金属の板で練習してから本番へ。一打一打愛を込めて刻んだ文字には、機械では出せない存在感があります。
6.輪にする
プラチナの棒を曲げて輪をつくり、徐々に指輪の形に近づけていきます。左右の端がくっつくように調整したら、高温の炎で溶接します。「棒」が「輪」になる瞬間です。
7.正円に整える
つながった輪を芯金棒に通し、まわしながら木槌でたたいて歪みをとっていきます。リズミカルな音とともに、だんだんときれいな正円に近づいていきます。
8.仕上げる
最後の工程は「磨き」。サンドペーパーを目の粗いものから目の細いものに変えていき、最後に研磨剤をつけた布で磨くと鏡のような表面が現れます。
9.完成
仕上げをお預かりしないデザインの場合は、その日に完成して持ち帰ることができます。指輪は、オリジナルの木箱に入れてお渡しします。