戸川 木蘭 デザイナー
  • 職種

    デザイナー

  • 入社年

    2018年

思い出に残る結婚指輪①

思い出に残る結婚指輪①

お二人の「お互いを笑顔にする」という指針を込めた結婚指輪です。 人を笑顔にする前向きな奥様が好きという旦那様と、真面目で優しい旦那様が好きという奥様。 喜びや笑顔がどんどん生み出されていくポジティブなエネルギーがあふれるお二人でした。 自分の笑顔が相手の笑顔になり、その笑顔がまた自分の笑顔になる。 笑顔の持つ映し鏡のような力を、「海と空」というモチーフで提案しました。 空から降り注ぐ光を受けて、海は青く波打ちます。 お互いの色を映し合う空の色と海の色。 そんな自然の理のように、いつまでもお互いの笑顔を映す気持ちをつなげていこう、という想いを込めています。

お客様より
「オーダー以上の仕上がりで、とても感動しました。 2つの指輪が上でも下でも繋がるところが、お気に入りです。一緒にいない時も相手のことを思い出せるような、素敵なデザインです。 デザイナーさんとお話しして、オリジナルの指輪を1から作る方法が面白いと思いました。」

思い出に残る結婚指輪②

思い出に残る結婚指輪②

出会いの景色と未来の指針を込めた結婚指輪です。 立山連峰の美しい景色を愛するお二人。将来の夢は、キャンピングカーで世界中を旅すること。 お話から導き出したモチーフは、旅に必要不可欠な「コンパス」でした。 お二人の夢を叶える道しるべとなるよう、指輪を合わせるとコンパスの形が浮かび上がるようになっています。 旦那様の指輪には、立山と富山湾の美しい景色を繊細な彫りの技術で表現しました。 奥様の指輪に施されたピンクゴールドもアクセントとなり、お二人らしさと自然の美しさが込められた仕上がりとなりました。

また、ご婚約ペンダントも担当させていただきました。 奥様の誕生花であるフリージアをモチーフに、イエローダイアモンドのきらめきが美しいデザインとなっております。

 

お客様より
「デザインを、決めていただく段階からご丁寧に対応いただいたので、すごく満足のいくイメージ通りの指輪ができました。ポイントとしては形やパッと見のデザインは2人とも全く違うのですが、出会いの地の富山県や2人の共通イメージでもあるコンパスをモチーフにしており、2人の思い出の指輪になっております。」

担当したオーダー作品(一部)

インタビュー

Q

SORAで携わったデザインは?《その1》

A

FOLIA フォーリア

クリエイターの荘司と手を組み、生み出したデザインです。 私は植物の有機的な動きや柔らかさを表現するのが得意で、シルエットやラインの流れにこだわりを持っています。 荘司の技術と造形センスで、柔らかくみずみずしい葉の様子を指輪で表現出来たと感じています。 指輪を回すと表情を変える、変化に富んだところも魅力です。

フォーリア

Q

SORAで携わったデザインは?《その2》

A

Rare Broom Series レアブルームシリーズ
伴花/透花/淡灯 (ニリンソウ、サンカヨウ、レンゲショウマ)

希少な日本の花をモチーフにデザインしました。 どの植物にもアウトラインの美しさや、花の造形の美しさが宿っています。そこに焦点を当てるととても奥深い世界が広がっています。 その美しさを指輪の中で表現できれば、ずっと見ていて飽きない、自然の美しさを指に宿すことができると思い、デザインしました。 プラチナならではの繊細な石留めの造形が魅力です。

レアブルームシリーズ

Q

SORAで携わったデザインは?《その3》

A

Color of Season カラーオブシーズン


「Color of Season」は、「季節の色」をテーマにした婚約指輪です。 石座にも発色を施すことにより、ダイアモンドと発色が馴染み、より透明感やみずみずしさを感じられるようにしました。 シンプルだけれど少し発色を取り入れたい、二人の思い出の季節を指輪に込めたい、という方にお勧めです。

カラーオブシーズン

HITOSHIZUKU‐一雫‐
婚約指輪「翠雨」とのセットリングとしてデザインした結婚指輪です。 初夏の雨によって、青葉の上に生まれる雫。 葉の先端から雫がきらりとこぼれる瞬間を表現しました。 翠雨の緑のグラデーションから一雫の青のグラデーションへ、色も美しく調和させています。

一雫

 

Q

得意なことは何ですか?

A

デッサンとデザイン提案が得意です。 また、植物の持つ独自の造形や愛らしさ、生命力を指輪に表現するデザインを多く手掛けています。 具体的なモチーフがある方も、全くイメージが湧いていないという方も、なんでもお気軽にご相談くださいませ!

デッサン

Q

SORAに入る前に学んでいた事と、SORAに入社した理由

A

大学では金属工芸を専攻し、彫金技術や造形について学びました。 絵を描くことも好きだった為、ペンや水彩、パステルを使用して想像の植物を描き、学生の時に1回、入社後に2回個展を開きました。 SORAに入社したいと思ったきっかけは、インターンでSORAの模擬接客を体験した時です。 何気ないお話の中からデザイナーがみるみる形を描き起こし、オリジナルの指輪が出来上がる様子を見てとても感動しました。 漠然としたイメージが形になる面白さ、そしてそれを実現できるSORAのクリエイターの技術やセンスを知り、SORAのデザイナーとして働きたい!と思いました。

Q

SORAで働く上で大切にしていることは?

A

お客様の漠然としたイメージや、好みのポイントを汲み取る事を大切にしています。 同じデザインを見ても、感じ方や捉え方は人それぞれ。 思いに寄り添い、末永く愛着の持てるジュエリーを作るご案内ができればと思っています。

Q

お客様に伝えたいこと

A

SORAでは指輪を「入れ物」と表現していますが、私はそれに深く共感しています。 人生の中で悩んだり、立ち止まったりした時、ふと見た時に自分や大切な人のことを思い出せるもの。 未来への希望や、創造力が湧いてくるもの。そんな果てしない想いが込められるアイテムだと思っています。 イメージが全くなくても大丈夫です。末永く愛することのできるジュエリーを一緒に作っていきましょう!

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