結婚式や入籍日に欠かせない結婚指輪ですが「いつ買えば間に合うの?」と悩んでいませんか?実は、結婚指輪はその場で持ち帰ることができない場合がほとんど。計画的に準備することが大切です。本記事では、おすすめのタイミングや購入までの流れ、納期をわかりやすく解説。理想の指輪を最高のタイミングで手に入れるためのヒントをお届けします。
結婚指輪はいつ買う?
結婚指輪を購入するタイミングは人それぞれです。結婚式のずっと前に用意する方もいれば、ギリギリになる方もいます。中には、間に合わないケースも。満足のいく理想の指輪に出会うためにも、購入のタイミングを考え、早めに計画しておくことがおすすめです。
先輩夫婦の購入タイミング
結婚指輪の購入時期について、先輩夫婦の例を参考にしてみましょう。ゼクシィ結婚トレンド調査(2024年)では、結婚指輪の検討を開始したタイミングや決定したタイミングの調査結果も報告されています。
393組の先輩夫婦たちが回答した2024年の調査によると、結婚指輪の検討を「挙式の12ヶ月以上前」に始めたカップルが最も多く、次に多いのは「挙式19ヶ月以上前」「挙式10ヶ月以上前」でした。
さらに、結婚指輪を決定したタイミングについては、「挙式の10ヶ月前」と回答した割合が最も多く、2番目に多かったのは「挙式の6ヶ月前」でした。
全体をみてみると、挙式の12ヶ月前~6ヶ月前頃に検討・決定している割合が多いです。
購入タイミングはいつがベスト?
── 現場の声から見える傾向

購入タイミングはいつがベスト?
── 現場の声から見える傾向
オーダーメイド結婚指輪専門店SORAでは、購入時期に関する実際の現場の声を分析しました。指輪を選ぶタイミングは二人の状況やスケジュールによって様々ですが、店頭での傾向を見ると「入籍前」が最も多く、次いで「入籍から結婚式の間」に購入されるケースが目立ちます。以下は、SORA表参道本店で活躍するデザイナーたちの意見をまとめた内容です。
入籍前:1ヶ月~半年が主流
デザイナーたちの声から最も多かった意見が「入籍前」に購入するケースです。特に、入籍日が決まっている場合は1ヶ月~半年ほど前にオーダーされる方が多いとのこと。内側に入籍日を刻印するカップルも多く、入籍日を指輪選びのきっかけにしている方が多いようです。また、入籍日がまだ決まっていない場合でも「日付は後から刻印できますか?」と相談されるケースがよくあるそうです。
結婚式の準備期間:挙式前1ヶ月~半年
結婚式の準備期間に合わせて指輪を購入する方も多く、挙式の3ヶ月前~半年前に余裕を持って選ぶ方が多い傾向があります。「サイトで納期が2ヶ月ほどかかると知り、余裕をもってスケジュールを立てているお客様が増えています」という意見も。また、挙式を予定していない方がフォトウェディングのために指輪を準備するケースも増えているようです。
入籍後:新生活が落ち着いてからの購入も
「入籍後」に購入されるケースも一定数あり、1~3ヶ月後に選ぶ方が目立ちます。デザイナーからは、「入籍日が近くても、急がず余裕を持って選ばれる方が多い」という声が寄せられました。入籍後の新生活が落ち着いた頃に、改めて二人で指輪を選ぶというカップルも増えているようです。
オーダーメイドの指輪はデザイン決定から受け取りまで2~3ヶ月かかるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。二人の特別な一品をじっくり選ぶためにも、早めの準備がおすすめですよ。
おすすめの結婚指輪購入時期

「結婚指輪を半年も前に決めるのって早いのでは?」と驚かれる方もいるでしょう。実際、結婚指輪を購入するベストなタイミングとは、いつ頃なのでしょうか。最適な購入時期を知ることで、安心して準備を進めましょう。
結婚式に合わせて結婚指輪を購入する
結婚式は永遠の愛を誓う特別な日。その日から結婚指輪を身に付けたいと考える方も多いでしょう。結婚式当日の思い出とともに、指輪がいつまでも幸福感を与えてくれるはずです。
結婚式に結婚指輪を間に合わせたい場合は、遅くとも1ヶ月前には完成し手元に保管できるようにしておくと安心です。
しかし、一生に一度の大切な指輪ですから、そう簡単に決められず、意識していても結婚式までには間に合わない方もいらっしゃいます。悩みに悩んで大事に選んだ指輪だからこそ、手にしたときの喜びや感動はひとしおでしょう。そんな方のために、SORAでは、ご成約いただいた指輪の完成日が結婚式に間に合わなくても、「挙式のための指輪」をご用意していますのでご安心ください。結婚式までお日にちがない方でも、大丈夫です。安心して指輪作りを楽しんでください。

入籍に合わせて結婚指輪を購入する
入籍は、正式に夫婦として認められる大切な節目です。結婚式を挙げない場合は、入籍のタイミングに間に合うように結婚指輪を購入するのもおすすめです。
最近は、婚姻届と一緒に結婚指輪を写真に収めて記録に残したり、その写真をSNS等にアップしたりする人も増えています。

前撮りに合わせて結婚指輪を購入する
結婚式の前撮りでは、心置きなくご夫婦の素敵な姿を写真に納めることができ、さまざまなシチュエーションで撮影できます。この時点で結婚指輪はなくても問題ありませんが、指輪をはめたお二人の手元の写真やリングピローに乗せた指輪の写真なども残せるというメリットがあります。
実際に、SORAでも前撮りに間に合うようにご希望になるお客様は多く、結婚式で着用するドレスや式のコンセプトを踏まえて色やデザインを考える方もいらっしゃいます。多彩な色が輝くデザインも多いSORAの指輪だからこそ、前撮りがより楽しくなるのではないでしょうか。
顔合わせや結納に合わせて結婚指輪を購入する
かつては婚約指輪を顔合わせや結納で披露するのが一般的でしたが、現在は少し様子が変わり、最近は婚約指輪を購入しないカップルも珍しくありません。
しかし、できるだけ昔ながらの慣習も大切にしたいと考える場合は、結婚指輪を両家の顔合わせや結納時に披露することで、お二人の決意を伝えることもできるでしょう。オーダーメイドの指輪は、それだけでお二人がお互いを大切に想っている気持ちが周囲にも伝わり、さらにこだわりのポイントや選ぶまでのエピソードなど、話題の種にもなります。きっと、顔合わせやお食事会を和やかな雰囲気にしてくれることでしょう。
結婚式を挙げない場合のおすすめ購入タイミング
結婚式を挙げない場合は、入籍日や両家の顔合わせ時などに合わせて結婚指輪を購入するのも良いでしょう。その他にも、特別な記念日に合わせて指輪をつけ始めるのも良いかもしれません。
ただ、あまり明確にタイミングを決めないでいると、そのままズルズルと先延ばしになってしまう可能性があり、環境の変化に伴う忙しさのあまり結婚指輪を購入するタイミングを逃してしまうおそれもあります。そうならないためにも、二人で計画を立て、具体的な日程を決めるのがおすすめです。
結婚指輪を買うまでの流れ

結婚指輪を購入するにあたり、どのような手順を踏むのかご紹介します。
STEP1:イメージ作りと情報収集
結婚指輪を選ぶときは、やみくもにお店に足を運ぶのではなく、あらかじめ二人で話し合い情報収集をしながらイメージを作り上げておくとスムーズです。具体的に、話し合っておきたいポイントは以下のとおりです。
・予算
・希望のブランド
・デザイン
・刻印の有無
結婚指輪を選ぶ際に重要視したいポイントは、カップルごとに異なるでしょう。大切なのは、お二人が話し合って共通の認識とイメージを持つことです。もし、何を基準に話し合ったら良いのか分からない時は、これらのポイントを踏まえて考えてみてはいかがでしょうか。
そして、デザインについては、Webサイトや結婚情報誌などを見ながら、「こういうデザインがいいね」と言えるようなお気に入りのものを探しておくと、よりイメージしやすくなります。
STEP2:ショップを選んで下見に行く
気になるブランドのお店が決まったら、下見に行きましょう。下見で意識しておきたいポイントは以下のとおりです。
・予約をしてから行く
・お店の候補はある程度絞っておく
下見だからと、あちこちのお店に行きたくなる気持ちも分かりますが、あまりたくさんのお店に下見に行ってしまうと目移りしすぎて指輪が選びにくくなってしまいます。できれば、下見の段階でいくつかのブランドに絞っておくと良いかもしれません。
また、下見は予約をしてから出向くのがおすすめです。予約がない状態で行くと、店員さんにアドバイスをもらいたくても待ち時間が発生する可能性があります。また、ディスプレイしているのは、商品のほんの一部だけの店舗もあります。予約することで、お目当ての指輪を出してもらったり、試着したり、指のサイズを測ったりすることができます。
STEP3:試着と注文
気になる指輪があったときは、必ず試着してから検討しましょう。指輪単体で見て気に入っても、実際に指にはめてみると想像と違ったということは珍しくありません。やはり、指輪がしっくり馴染むかどうかは、相性があります。身に付けた時の感覚や見え方は、試着してみないと分かりません。
納得できる指輪が見つかったら、注文と支払いをします。購入後のアフターサービスの内容についても、しっかり確認しておきましょう。
また、オーダーメイドの指輪は、注文してからの制作となりますので、注文時にぴったりあったサイズを選んでおくことが重要です。
SORAにご来店のお客様は、指輪のデザインを当日決める方もいれば、複数回の来店やオンライン相談を行いながら、数週間かけて決める方もいます。素材やカラー、フォルムなど様々なサンプルを手にとりながら、二人の理想の指輪のデザインをつくっていく過程は、その後の人生で何度も思い返す特別な思い出ともなります。後悔なく、じっくり考えたり選びたい方は、余裕を持ってご来店ください。

指輪の費用相場

ゼクシィの調査によると、結婚指輪二人分の費用の平均相場は「29.7万円」であることが分かりました。
最も多く選ばれている価格帯が「20万円~25万円」、その次が「30万円~35万円」となっています。
年齢別の費用相場は図のとおりです。
年齢 | 費用相場 |
---|---|
24歳以下 | 29.3万円 |
25~29歳 | 32.3万円 |
30~34歳 | 31.7万円 |
35歳以上 | 29.8万円 |
価格帯別の特徴と選び方
結婚指輪にかける予算から選びたい方は、希望の価格帯でどのような指輪が見つけやすいのか知っておくと良いでしょう。価格帯別の特徴を簡単にまとめてみます。
結婚指輪(ペア価格) | 特徴 |
---|---|
10万円以下 | 細身のシンプルなデザインが多い傾向にあります。華奢な極細リングも人気です。リーズナブルな価格を実現する金属を混ぜたプラチナやゴールドの合金素材も人気があります。 |
11万円~20万円 | デザインのバリエーションが豊富です。クラシカルなデザインやエレガントなデザインも多く、セミオーダーでのアレンジも可能となるでしょう。 |
21万円~30万円 | ダイヤモンドなどの石が並んだゴージャスなデザインも豊富になります。男性には、地金を使ったデザインも人気です。ハイブランドの指輪は、この価格帯のものが多いです。 |
30万円以上 | 各ブランドの自信作とも言える精巧なデザインやクオリティの高い宝石が用いられるなど、質の高さが光ります。フルオーダーでの指輪も実現しやすい価格帯でしょう。 |
結婚指輪の費用相場は?安い?20代30代の予算とSORAの結婚指輪についても解説
結婚指輪は誰が払うの?支払いのパターンや選ばれる割合を紹介
結婚指輪の納期について
結婚指輪の納期は、既製品を選ぶかオーダーメイドにするかによって、大きく変わります。
既製品の場合は、刻印やサイズ直しにかかる時間を考えても3週間~4週間程度で手元に届く場合が多いです。したがって、急いで結婚指輪を購入しなければならないタイミングでは、既製品が選びやすいと言えます。
また、セミオーダーの場合は約1ヶ月程度、フルオーダーの場合は2ヶ月程度の期間が必要です。既製品の指輪に比べると納期までに時間がかかるため、早めに選んでおく必要があります。
ちなみに、手作りの場合は、制作したその日のうちに持って帰ることが可能です。一緒に指輪を作るという思い出づくりになり、ユニークなデザインも叶うかもしれません。比較的リーズナブルな店舗もあれば、指輪代に手作りコース代を加えて、プロがついた高品質な指輪が作れる本格的なコースを用意している店舗もあります。

SORAの結婚指輪の納期
SORAの指輪は、オーダーの内容によって納期が異なります。基本的にオンライショップの場合は制作まで45日程度、フルオーダーやセレクトオーダーの場合は約60日ほどで完成します。どうしても結婚指輪が手元に欲しい時期までに間に合わないという方は、個別の対応もしていますので、直接ご相談ください。
また、手作りコースを選択された場合は、デザインによっては当日に受け取りが可能です。コースや内容によっては、お預かりとなり、制作から3週間程度でお渡しになります。
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まとめ
結婚指輪を買うタイミングは、手元に欲しい時期をまず決めて、それに間に合うように計画的に決めていく必要があります。できるだけお二人の希望どおりの指輪が見つかるように、時間をかけて早めに選び始めるのがおすすめです。