『最も崇高なもの』推しの指輪#4|SORAのオーダーメイドストーリー

大好きなキャラクターの世界を凝縮した、自分のための「推しの指輪」。10年間ずっと大切にしてきた想いを込めて、惜しみないこだわりと技術を詰め込んで、オーダーメイドで完成させた作品です。

デザインの最も大きな特徴は、推しのカラーである「黒」「青」「黄色」3色使ったトリプルカラー発色。

正面には、彼の剣の装飾に使われている「赤」に因んで、レッドダイヤモンドが留められています。「血」と「炎」、また母の忘れ形見である「彼の妹」が纏うドレスの色の意味を込め、3点の石留めデザインで、キャラクターの尖った雰囲気をより表現しています。

指輪を回すと表情は変わります。
丸みを帯びてうねったフォルムは、キャラクターの身につけている鎧や曲がりくねった精神をイメージ。正面と背面で幅に差をつけて、ダイナミックに仕上げました。

オーダーのきっかけ

オーダーのきっかけ

推しはゲームに登場する、残虐非道の悪役キャラクター。
10年以上ずっと愛し続けてきたことで、ご自身がそのキャラクターと同じ歳(享年)になることをきっかけに、「享年を越えても、なお愛し続けていくという決意を込めて」指輪をつくることにしたそうです。

指輪のタイトルとストーリー

指輪のタイトルとストーリー

指輪のタイトルは『The brightest sublime』。
「最も輝く、崇高なもの」を意味した造語で、推しの名前や好きな台詞から想いを込めて名付けられました。


「青い血の黒心に純白の怒りが煌々と燃える その気高い邪悪を何より美しいと思った
私が望むまま、あなたを想い続けられるよう 永遠に変わらない崇拝と愛をこの指輪に込めて・・・」

指輪の正面となるレッドダイヤのすぐ裏側に当たる内側に留めたカラーレスダイヤは、キャラクターが所属する軍のカラーであるホワイト(白色)の意味を込めて。また、悪を貫きながらも根底にある肉親への想いを、闇黒の中に現れる一筋の光のようなイメージをダイヤモンドに重ねています。

「狼」のオリジナルマーク

「狼」のオリジナルマーク

レッドダイヤモンドの対面に当たる指輪の内側に刻印されたのは、所属する軍とキャラクターそのものをイメージさせる「狼」のオリジナルマーク。がっしりとした体格、毛にボリュームを持たせて、イメージに近づけていきました。

 

▼お客様より
「既製品に『そのキャラクターっぽさ』を感じて購入するのと『このキャラクターで、こういったイメージで作ってください』とご依頼してデザインいただくのでは、やはり全然違うのだなと実感しました。
また、何度も丁寧な意識合わせをしていただいたのですが、完成品は想像していたよりも無骨で男性的な印象でした。しかし、そのギャップも、最強の武人である彼をいざ目の前にすればこんな気持ちになるのかなと思い、形にしていただくことによって新たな発見ができたと本当に嬉しく感じております。」

「他のオーダーリングは使う宝石や彫る模様の指定までという制約があるなか、SORA様は発色とフォルムの自由度が高いというのが今回のオーダーの決め手になりました。アクセサリーのことは全く知識がなかったのですが、丁寧で親身なヒアリングをしていただき、担当の方と二人三脚でお互いにイメージを伝え合いながら完成に近付いていく過程も楽しく、とても嬉しかったです。作っていただいた指輪、大切にいたします!」

デザイナーとのお打ち合わせ

デザイナーとのお打ち合わせ

担当したのは、デザイナーの岩倉。今回は、LINEチャットやZoomを使って、お客様から作品やキャラクターの背景について詳しくお伺いし、メッセージや提案を重ねながらデザインを詰めていきました。

デザインのご提案は3回、その中で素案やイラストのご案内も合わせて10案ほどご提案したそうです。オリジナル性の高いデザインのため、アルミニウムのリングでフォルムサンプルを制作し、イメージを確認し修正を加えていきました。

▼担当デザイナー岩倉より
「好きというポジティブな気持ちが私に伝染し、お客様と話している時間やデザインを考える時間がとても楽しかったことを覚えています。言葉や意味づけを大切にされていましたので、汲み取った細かなニュアンスをどうデザインに落とし込むかに重点を置き、クリエイターと相談しながら進めました。完成した指輪は、ありとあらゆる要素でキャラクターを表現した唯一無二の素敵な作品です。」

技術を結集させて

技術を結集させて

特殊な発色方法が求められる黒色ショール発色に、2色を加えたトリプルカラーという難度の高いオーダーを手掛けたのは、クリエイターの荘司。アシンメトリーなオリジナルフォルムに炎をイメージした削り、マーク、2色のダイヤモンドの石留めをバランス良く配置し、こだわりを詰め込んで理想を形にしていきました。


▼担当クリエイター荘司より
「デザイナーと綿密な打ち合わせを行い、お客様のイメージする鎧やマントといった要素を、いかに指輪に表現するかをとことん模索し、制作いたしました。また『黒×金』と『黒×青』の配色バランスを特にこだわり、私自身とても満足のいく完成度となりました。」

指輪として身につけることで、自分に寄り添って見守る「推し」の存在を感じ、この先も輝き続けますように。

オーダー店舗:SORA表参道本店(チャットオーダー)
担当デザイナー:岩倉
担当クリエイター:荘司

チャットオーダーとは?

チャットオーダーとは?

LINEチャットで相談できる、SORAのオンラインサービス「チャットオーダー」。表参道本店のデザイナーがご希望をうかがいながら、一緒にジュエリーのデザインを考え提案します。オーダーもオンラインでOK。「指輪以外も作れるの?」「いくらになる?」気になったことは、どんどんご質問ください。


デザイン相談では、1回で複数のデザインをご提案いたします。お客様からお伺いしたご希望やイメージを咀嚼し、やり取りを重ねながら、一緒にデザインのフォーカスを合わせていきます。ほとんどのお客様は3回以内のご提案でデザインが完成します。

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