コンビデザイン特集
コンビデザインの魅力
結婚指輪の素材やデザインに悩んでいる方は必見!一昔前のプラチナ人気一辺倒だった結婚指輪は、数年前からゴールドの流行によって素材のコンビネーションによるデザインにも注目が集まっています。個性を求める人が集うオーダーメイドのSORAでは、複数の素材の組み合わせは10年以上も前から人気があり、実に様々なコンビデザインが生まれています。今回は、そんなコンビデザインの魅力に迫ります!
コンビ素材とは?
1本の指輪に、2種類以上の異なる素材の組み合わせでできたコンビネーション・デザイン。結婚指輪で一般的なのは、プラチナとゴールドの2色の組み合わせですが、SORAではチタン・ジルコニウム・タンタルを含めた9種類の中から、2種類・3種類の組み合わせが多くなります。
芳野様の結婚指輪は、側面を発色させたジルコニウムに、それぞれプラチナとタンタルを組み合わせてできています。
コンビ素材のメリット
単一素材にはない個性溢れるデザインが魅力のコンビ・デザイン。ここからは、事例と一緒にメリットをご紹介します。
①色のコントラストをデザインとして楽しめる
素材自体の色や質感がデザイン要素となり、組み合わせで一気にデザインの幅が広がります。
こちらの結婚指輪は、左がグリーンゴールド・オレンジゴールド・ホワイトゴールド、右がピンクゴールド・オレンジゴールド・ホワイトゴールドの組み合わせ。
②色を部分使いできる、控えめな華やかさを演出できる。
色は使いたいけど目立たせたくない方は、プラチナと組み合わせるなどして色の部分使いを楽しめます。
高橋様オーダーの結婚指輪は、プラチナとイエローゴールドの組み合わせ。シンプルが外見ですが、内側は金鎚でたたいた鎚目(つちめ)のテクスチャーを入れたこだわりの結婚指輪に。マットな仕上げも個性を際立たせています。
浅井様の結婚指輪は、白く明るいプラチナに鮮やかなジルコニウムのブルーラインがアクセントになっています。この明るく爽やかな美しさは、コンビだからこそ生まれます。
③素材の長所を引き立てあい、気になる所をカバーできる
例えば、ジルコニウムカラーの鮮やかさは、明るいプラチナを組み合わせることでより引き立ちます。また、プラチナの重さは、軽いジルコニウムと合わせることでつけ心地をよくすることにもなります。
福士様オーダーの結婚指輪は、外側がプラチナ、内側が空を表現したジルコニウムのグラデーションカラー。明るい白と鮮やかなカラーで澄んだ印象に。
④それだけで個性や存在感を出せる
ダイヤモンドを散りばめなくても、余分な装飾をせずとも存在感を与えてくれるのがコンビネーションの指輪。普段何気なくつけていても、目がとまる個性が人気の秘密です。
白黒の組み合わせが気になる方には、プラチナとタンタルがおすすめです。金属自体が黒く希少性の高いタンタルは、それだけで存在感抜群。白黒コントラストがたまりません。
⑤ふたりの素材の好みが異なる場合の問題を解決できる
お互いの希望する素材が違った場合、それぞれの素材を組み合わせることで、ふたりがともに満足するお揃いの結婚指輪を作ることもできます。
こちらはオレンジゴールドとタンタルの素材を外側と内側で逆にしたデザイン。自分の選んだ素材が相手の選んだ素材を抱きしめているようなロマンティックな指輪です。
その他のコンビデザイン紹介
★不動の人気:プラチナ×ピンクゴールド
『トワイン』
2つの素材、2つのテクスチャーをより糸のように絡めて繋がります。寄り添い合うふたりを象徴するデザインです。ピンクゴールドなら優しく華やかな印象に。
★柔らかモノトーン:プラチナ×ホワイトゴールド
『縒り木目』
明暗の違いが比較的少ないプラチナとホワイトゴールドの組み合わせは、柔らかい印象になります。
★ゴールド近似色:ゴールド×ゴールド
『梅』
カラーゴールドの柔らかな色味の違いは、花のような微妙な色の変化を表現するのに適しています。
★近未来デザイン:チタン×ジルコニウム
『オフショア』
硬さの違いから生まれる地層のような表面加工や彩度の高いマーブル模様がスタイリッシュ!
★大人コンビ:タンタル×ピンクゴールド
プラチナの白色と同じくタンタルの黒色は、どんな素材との組み合わせでも合います。カラーゴールドとも相性がよく、強度が高いため外側に使うと傷がつきにくくなります。
★モノトーン・グラデーション:プラチナ×チタン×タンタル
『トワイライト』
プラチナ、チタン、タンタルの素材の明暗の違いで生まれるモノトーン。
★5色のゴールド:ピンク・オレンジ・イエロー・グリーン・ホワイトゴールド
『デフュート』
右の指輪は、5色のカラーゴールドを繋げた柔らかいグラデーションの表情が魅力です。左はタンタル・チタン・プラチナ。
★オレンジがポイント:オレンジゴールド×プラチナ×ホワイトゴールド
木目金は素材の組み合わせで、木目のような模様を出せる日本の伝統技法。世界で一つの模様が生まれます。
木目金の作り方
素材の組み合わせによって作り方が違う!
金属によって溶接できるもの、できないものの組み合わせがあり、同じデザインでも素材の組み合わせが異なると制作方法も異なってきます。
【ロウ付け】プラチナやゴールド同士は、2つの素材より融点の低い合金(ろう)を溶かして接着剤として用いることで接合します。
【拡散接合】チタン、ジルコニウム、タンタルなどのレアメタル同士の場合は、原子の拡散を利用した熱圧着で接合します。また木目金もこの方法で、金属同士を接合します。
【かしめ】プラチナやゴールドなどの地金とチタン・ジルコニウム・タンタルなどのレアメタルの組み合わせは、溶接できないため、塑性変形を利用し密着させ固定させる方法です。
コンビ素材のサイズ直しはできるの?
コンビ素材で不安なのが「サイズ直し」ですよね。単一素材と比較してサイズ直しが難しいという問題があります。ロウ付けや拡散接合でできているものは、サイズを広げる・縮めることはSORAでは可能なものが多いですが、その範囲はデザインによります。ブランドによっては、サイズ直し不可を前提にしている場合もあるので、購入する前にサイズ直しができるのか/どのくらいまでできるのか確かめておきましょう。
かしめによるデザインは大きく直すことは難しいですが、内側を少し削るなどデザインによって多少着け心地を変えることはできますので、まずはご相談ください。
結婚指輪のサイズを直す6つの方法
ショップには、まだまだたくさんのコンビデザインがお待ちしています。ぜひ手にとって素材の違いによるコントラストをお楽しみください!
オーダーメイドの楽しさを
SORAはオリジナルのデザイン手法で、
おふたりの想いを抽出し、理想の指輪をご提案します。
ここでしか味わえない特別なオーダーメイドで、
創造する喜びをぜひ味わってください。
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