南 千絵 デザイナー
  • 職種

    デザイナー

  • 担当

    LINEチャット・メールでのご案内(お問い合わせやオーダーのご相談)
    ※現在、店頭でのご案内は行っておりません。

  • 資格

    金属アレルギーマイスター

  • 入社年

    2004年

思い出に残る結婚指輪①

思い出に残る結婚指輪①

1つのプラチナの塊から生まれた、6つのアイテムがコンセプトの結婚指輪です。
お二人が出会うことが出来たのはご両親が大切に育ててくれたからこそ。そんなご両親へ感謝の気持ちを込めてプレゼントを制作したいとSORAにご相談いただきました。 結婚指輪は霜花と鎚目を合わせたデザインで、その日の気分で指輪を回すと違う表情を楽むことが出来ます。

お母様へはダイヤモンドペンダント、お父様には普段見に付けやすいチャーム(キーホルダー)を選びました。タンタルにプラチナを象嵌し、重厚かつシックな雰囲気を演出しました。それぞれ結婚指輪と同じ結婚指輪と同じテクスチャーが施され、家族の絆と温かさを感じられるデザインに仕上げました。

結婚指輪を含む合計6つのアイテムを自分でつくる結婚指輪のコースでご依頼いただいたのはSORA史上初めてで、ほぼ1日をかけた制作となり大変だったと思いますが、お二人も楽しんでいただき、共に生み出す喜びを感じられたことを嬉しく思っています。

お客様より
「1つの塊から自分たちの指輪と両親へのプレゼントを手作りで制作したいと思い、それがお願いできるのはSORAしかないと思い相談させていただきました。 期待以上の作品が出来上がり、とても嬉しいです!デザインから制作まで、南さん、森川さん、北井さんのご協力があって完成できたと思います。楽しかったです。ありがとうございます!」

私が担当したオーダー作品(一部)

南のオーダー事例
南のオーダー事例
南のオーダー事例
南のオーダー事例

インタビュー

Q

あなたの得意分野は?

A

希望を叶えるための適した素材や技法のご提案、お客様の想いを引き出し形に落とし込むデザイン、木目金や象嵌等の伝統技法を用いたデザインも得意です。指輪以外のアイテムのご相談も多く承っております。入社当時はクリエイターとデザイナーを掛け持ち、デザイン相談と自分で作る結婚指輪のインストラクターも担当していました。現在はデザイナーとしてその時の経験を生かしながら様々な角度からデザインをご提案させていただいています。お客様との対話の中で、生み出す喜びや楽しさを共感しながらデザインを磨き上げていくことを目指しています。

Q

SORAに入る前に学んでいた事と、SORAに入社した理由

A

学生時代にデザイン全般と陶芸、木工、染色織物、彫金を学ぶ中で彫金の魅力にどっぷりとはまり、大学院では彫金の伝統技法1つである布目象嵌の研究を行いました。修士課程のジュエリー作品が公募展で受賞し大学に買い上げてもらった頃から本格的にジュエリーにかかわる仕事に就きたいと考えるようになりました。SORAに入社した理由は何といっても結婚指輪のイメージを覆す自由な発想と先進的なデザイン、日本の伝統技法も取り入れた技術力に感動したからです。そしてお客様デザイナークリエイターの距離感が近く、生み出す喜びを共有していることにとても魅力を感じました。

Q

SORAで働く上で大切にしている事

A

お客様とのご縁に感謝し、生涯身につけていただく大切なお品物をご提案させていただくことに誇りを持っております。また、少しでも安心してご相談いただけるようお客様に寄り添い、分かりやすいご案内を心掛けています。お客様のご希望に出来る限り応え最高のお品物をお渡しするために、ご相談からお品物の完成までクリエイターとしっかり連携を取ること大切にしています。

Q

お客様に伝えたいことは?

A

私の結婚指輪は、夫が私にヒアリングをして、私の想いや希望を抽出し夫の想いも重ねてデザインを考え、夫が制作してくれたかけがえのない宝物です。

手につける指輪は何気ないに日々の中で目に入り、ふとした時に夫との心の繋がりや指輪を作った時の思い出が蘇り幸せな気持ちになります。

その時は何気なく質問に答えていたのですが、月日を経て改めて想いを込めてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになります。

想いを込めた指輪やジュエリーを身につけると、日々の中で心に作用しより豊かな人生を歩むことができる特別な宝物になります。

これからもお客様とのご縁に感謝し、お客様とたくさんお話をして、お客様にとって特別な宝物になるような指輪をご提案させていただきたいと思っております。

年月を経た結婚指輪

プラチナとホワイトゴールドの木目金の指輪の中に、ゴールドのリングが包まれる三位一体の結婚指輪