完成したオーダーメイド作品をご紹介
日々生み出されるオーダーメイドの結婚指輪の中から、表参道本店デザイナーがピックアップして紹介する、最新のオーダー作品"NEW RINGS"。
SORAのデザイン手法"DRIP"によって、1組1組名前をつけた結婚指輪たち。二人の指針や想い、ストーリーが込められたオリジナルデザインです。

『WADACHI』
今まで歩いてきた、走ってきた、滑ってきた「道」をイメージ。これからも一緒に未来に向かって進んでいきたい。
【担当デザイナー髙田より】
お二人の出会いはスキーがきっかけでした。お付き合いされてから、様々な場所へドライブされた素敵なエピソードを伺い、道に残された車輪の跡(轍:わだち)を指輪のラインに見立てたデザインをご提案しました。
指輪の外側に見えるラインはスキーのシュプール(板の跡)、その横には、氷の花であるフロストフラワーや研目(とぎめ)のテクスチャーを入れ、滑った後にキラキラと舞う雪をイメージしました。

指輪の内側に刻まれているのは、車が通った道のタイヤ跡。ふたつの指輪をあわせると繋がるデザインです。
タイヤ跡を表現した色々なパターンから「これはサイズの大きい車が想像できる」「この部分の角度を変えたほうが進んでいる感じがする」などアイデアを出し合い、お二人に理想にあった模様をつくっていきました。

『LAULEA』
愛猫のレアがいることで、私たちの愛情は環になる。
【担当デザイナー佐藤より】
最初はデザインのイメージが何もないとおしゃるお二人でしたが、思い出や共通点などを伺っているうちに話題は愛猫の話へ。楽しい時も、苦しい時も、どんな時でもお二人を繋いできた大切な存在だでした。
そこで、ぜひ指輪にも愛猫の姿を込めましょう!とご提案し、実際にお写真を拝見しながらチャームポイントの尻尾の形まで忠実にシルエットを描いていきました

思い出の海と夕陽の景色を愛猫が楽しげに歩く様子をテーマに、鏡合わせとなるシェアデザインです。砂浜を歩いた足跡をキラキラとしたテクスチャーで表現し、ふたつの指輪が合わさることで指輪を一周する「環」をデザインしています。

『ふたりらしく』
【担当デザイナー宮越より】
お二人が結婚指輪としてお選びいただいたのは、氷点下の湖面で現れる氷の花フロストフラワーをモチーフにしたデザイン「霜花」です。
プロポーズの際に贈られた雪の結晶の婚約指輪「花氷」にあわせることで、結婚指輪と婚約指輪が冬の美しい情景を描きます。

指輪の素材をイエローゴールドにすることで、よりクラシカルな雰囲気に。
指輪の内側に留められたダイヤモンドは、特徴的な表面のゴツゴツとした鎚目(つちめ)がイメージする岩の内部から宝石を発掘したような、遊び心のある発想が表現されています。

『招き猫~これからも幸せを運んできてね~』
ささやかな幸せを二人で笑い合い、そして三匹の愛猫と分かち合っていこう。これからも幸せを運んできてくれる三匹を指輪の象徴に。
【担当デザイナー岡本より】
猫のシルエットをイメージした丸く柔らかいフォルムをベースに、指輪正面の幅を部分的に細くし、猫の手のようなデザインにしています。
また、そこから見える指輪の内側に子猫を刻印で表現し、二匹の猫が子猫を包み合っているようなイメージにしました。

遠方からSORAへご来店くださったお二人。
人生に欠かせない大切な猫たちを、指輪のデザインに取り入れたいとのご希望でした。
三匹の写真をお見せいただき性格などを伺いながら、猫たちのどの要素をどう表現するか、スケッチを用いてデザインのご提案をしていきました。
正面とは反対側には、二匹のしっぽをイメージした二本のラインを加え、それぞれの猫たちをイメージする色を入れたところもポイントです。

お二人とディスカッションを重ね、クリエイターの小野坂も交えてデザインを調整しました。
抽象的ながら猫の特徴がうまく表現できるよう、指輪全体の形を猫が伏せて座っている印象になるよう正面に向かって指輪幅をだんだん細くするなど、形の細部にまでこだわりました。
担当デザイナー:岡本
担当クリエイター:小野坂・神山

『22:30:00』
二人が何をしていても、大体22時30分頃に電話をしていた。離れていても、その時間は二人が繋がっている思いがあった。
これからも二人の時間を大切に手を取り合って色々な経験を積み重ねていこう。
【担当デザイナー戸川より】
遠距離恋愛だった頃、毎日かかさずしていた電話が、かけがえのない時間だったというお二人。
一緒に暮らすこれからも、二人の時間を大切にして手を取りあって生きていきたいという想いから、「時間」を表現するデザインを考えていきました。

ベースの素材は、ダークな色味を持つタンタル。
角を残したシンプルなリングフォルムの側面に、今までのお二人の時間を象徴する「時計」をイメージしたローマ数字の刻印を施しました。
そして、お二人が毎日通話をしていた「22時30分」の「時」と「分」にあたる2箇所に、プラチナを象嵌(ぞうがん/はめこむこと)しています。
性質が大きく異なるタンタルとプラチナを組み合わせるは難度が高いのですが、クリエイターの技術で精度の高い仕上がりになりました。

『調和』
ちゃんと向き合って話し合える。
価値観や好みが似ていて一緒にいると安心できる。
お互いを尊重し支え合い協力しながら生きていこう。
【担当デザイナー佐藤より】
朝になるまで話をしたことで、距離が一気に縮まったというエピソードが印象的なお二人でした。
何かあっても、きちんと向き合い話し合うことができる今の関係を、とても大切されていました。

お二人の距離が縮まったという思い出の朝を、青から黄色、そしてオレンジに変わっていく夜明け空のグラデーションで表現しました。
指輪を重ねることで色がつながるデザインは、一緒に生きていくという意思の表れです。向き合って話し合い、理解し認め合うという二人の理想のあり方を重ねています。

SORAではお二人が気軽に相談できる環境を整えています。
「結婚指輪はずっと身につけるものだから、二人にとって特別な指輪にしたい」
そのお客様の想いに寄り添い、お二人にとって大事なポイントを丁寧にヒアリングしながら、ご希望に合わせたプランやデザイン提案で特別な指輪づくりをサポートします。

東京・表参道にショップと工房を構えるSORA。
ギャラリー空間のような店内で、お二人の創造性を表現する楽しさをご提供します。
ゆっくりご試着やデザイナーと相談したい場合には事前のご来店予約がおすすめです。
まずはSORAの雰囲気を見てみたいという方も大歓迎!ご予約なしでもご来店いただけますので、お気軽にお立ち寄りください。