"DRIP NEW RINGS" 今月の結婚指輪#6

『Standby』

今までも長くふたりで支え合い、楽しさ、喜びを分かち合ってきた。そして、また新たなスタートへ立ち進んでいく。これからもずっと灯りを大切に。

【担当デザイナー岡本より】

旦那様のお仕事柄、船と波のモチーフを指輪に取り入れたいとのご要望でした。

お二人は、長くお互いを支え合ってきたこと、これからも共に未来へ向かって進んでいきたいとの想いをとても大切にされていました。

指輪のデザインサンプルやデッサンをお見せしながら一緒にイメージを膨らませ、 モチーフはイラストのように直接的に分かるものではなく、お互いの指輪のフォルムを生かして取り入れることに。 

二つの指輪を合わせると船の形が現れ、指輪全体で波を表現するデザインが固まっていきました。

船や波の形状は、実際にアルミでサンプルを作り、クリエイターも交えて微細なニュアンスや着け心地を確認することで、仕上がりをより明確にイメージして頂けたと感じています。

フォルムを合わせることで現れる無限の形もポイントです。

タイトルの『Standby』は、旦那様がお仕事中に何かを開始する際や準備などをするときに使用する掛け声から。

この指輪はお二人の集大成。そして、始まりであり灯りであるとの想いが込められています。

担当デザイナー：岡本
担当クリエイター：荘司

『私たちの帰る場所』

【担当デザイナー戸川より】

お互いの存在が拠り所となっているからこそ、それぞれの仕事や夢に取り組めているとお話ししてくださいました。

それぞれが違うフィールドでご活躍されているお二人は、離れていてもお互いの存在と帰る場所を思い出せるようにという想いをデザインに込めました。

お互いの仕事を象徴する「リボン」と「空気」をモチーフに、リボンが空気に触れてふわりとひるがえっている様子を、指輪のフォルムで表現しました。

お二人の個性が調和し、どんな時もお互いの存在が「帰る場所」となるようにという想いを込めています。

リボンがひるがえっているフォルムは、アルミでサンプルを作ることでイメージを具体的に調整していきました。内側に入れた直筆の手描き文字も、お二人の個性を表現する大切なポイントです。

離れていても一緒にいるように感じることが出来る。

いつも帰る場所があることを思い出させてくれる。

お互いの個性を尊重し大切にしている、お二人らしい指輪となりました。

担当デザイナー：戸川
担当クリエイター：神山

『共鳴と調和』

自分の意思を持ちながらお互いを寛容に認め合う。今ある日常を絶やさないように一年一年を積み重ねていこう。

【担当デザイナー佐藤より】

共通の趣味はないけれど、とても気が合うというお二人。
お互いがやりたい事、やりたくないことに対して寛容なところに、居心地の良さを感じるとおっしゃっていました。

素材にはイエローゴールドとプラチナを選び、それぞれに例えました。

お互いを認め合い協力して日々を積み重ねていきたいという想いを、違う素材が重なる縒（よ）り木目の積層された形状に重ねます。

ループするデザインは一年一年を積み重ね繰り返していくイメージ。

渦を巻くような左回りのデザインで、自分たちが存在している”北半球”や地球との繋がりを表現しています。
 

担当デザイナー：佐藤
担当クリエイター：小野坂

『カテドラルに誓う二人の幸せ』

ダイアモンドの輝きが十字架に満ちていく。誓いから生まれる二人の幸せがこれからずっと光で照らされていますように。

【担当デザイナー髙田より】

サプライズエンゲージの指輪に、二人の思い出の教会を取り入れたいとお一人でご来店くださいました。

「指輪を見てその建築と気づいてもらいたい」とのご要望をいただき、お相手の方の好みも伺いながらお客様と一緒にデザインを考えていきました。

その教会は十字架をモチーフにした構造で知られているため、ダイアモンドの光が十字架に満ち、その光が二人を照らし続ける様をイメージした、幸せな未来を象徴するようなデザインに。

SORAのデザインモデルである「ベテル」のエッジの利いた形と、特徴的なダイアモンドの位置をとても気に入ってくださり、そこに十字架をイメージした鏡面のラインを入れることで「光に満ちた十字架」を表現しました。

指輪を上からみると、ダイアモンドが十字架とつながっているように見えるところもポイントです。

宙に浮いたようなダイヤモンドのセッティング（ノッチグリップセッティング）に、ラインを加えた特別な指輪になりました。

担当デザイナー：髙田
担当クリエイター：森川

『凪』

瑠璃色に輝く海のように、広い心と深い愛情をもって、
永遠に一緒の時間を過ごせるように。

【担当デザイナー宮越より】

いつか海の綺麗な所に旅行へ行きたいとの言葉をきっかけに、理想とする二人のあり方を考え、「海辺」のデザインへ辿り着きました。
波風がなく、凪のように穏やかに幸せな家庭を築きたいというこれからの結婚生活の指針をもとに、海のように心を広く、永遠にずっと一緒にいられるようにとの想いを込めています。

斜め上に向かって続くラインは、二人が海辺を歩んでいく様子を表しています。大きめのラインにすることで穏やかな海を感じられるようにしています。

海岸がどこまでも続いているように、ブルーのラインが一周にわたって彩っています。

プロポーズのためにおつくりした婚約指輪も、奥様の好きな青色でした。結婚指輪は同じ「ブルーダイア」という青色で、海辺を二人で歩く穏やかな情景をのせ、婚約指輪に寄り添ったデザインとなりました。

アルミのサンプルを制作して、つけ心地や色の見え具合など細かなこだわりを確認することで、バイクに乗る機会の多いお二人の日常にフィットした指輪に仕上げています。

担当デザイナー：宮越
担当クリエイター：荘司・佐々木

二人だけの想いをオリジナルデザインに

二人の指針、未来への願い、大切な思い出…
SORAのオーダーメイド体験"DRIP"で、抽出した二人の想いをオリジナルデザインにして結婚指輪に込めてみませんか。

DRIPを体験された方には、指輪のコンセプトストーリーとデッサンを入れた「デザインブック」をお渡ししています。